介護福祉士の試験が迫っている話

 思えば2年前に

こみちも2年前に「介護福祉士」の試験を受けました。

まだコロナ禍で、電車移動も心配だった中での受験です。

別のチームが担当する利用者に感染者が出て、専任されたスタッフが担当になるなど、現場の緊張感は大変なものでした。

検温で微熱があっても、一気に警戒体制が敷かれ、ドアを触るのも気を抜けません。

介護福祉士が学ぶべきことは「利用者の自立支援」ですが、年を重ねて段々と日常生活でさえ上手くできなくなってしまう年代を迎え、本人が何を望み守り、生き甲斐にして行くのかを全力で汲み取ることは口で言うほど簡単ではありません。

世に役立つ仕事ですし、やり甲斐もあります。

介護福祉士の有資格者になれば、その先にケアマネも待っていて、現場だけではなく家族との関係や利用者本人の望みを介護計画に反映させられます。

こみちも3年の介護経験を経て介護福祉士資格を取得してよかったと思います。

受験生の皆さんへ

変則的な勤務の合間に勉強するのは簡単なことではありません。

多くの方はそれぞれの家庭でも何か役割を担っていて、仕事を終えてからも買い物や料理などをこなしてからの勉強だったことでしょう。

こみちが受験した時、試験会場に向かう電車の中で、参考書を開いてまま居眠りされていた受験生を見つけて、「大変そうだなぁ」と思いました。

夜勤明けでそのまま会場に来た訳ではないと思いますが、それでもギリギリまで仕事だったのは現役介護士なら誰もが経験することでしょう。

合格ラインは、6割以上の正解だと思います。

5問中3問。

2問は分からなくても大丈夫です。

しかも五択ですから、20%の確率で「勘」が活かせます。

こみちの経験では、試験時間が短く感じ、一問ずつゆっくりと解いていられませんでした。

時間を決めて、まずは一回最後まで問題を解いておく。

そのあとで、「絶対に正解できる問題」と「もう一度考えたい問題」「もう答えが分からない問題」に分けて、時間の使い方を考えました。

「5問中2問は捨ててもいい!」

時にそんな割り切りも大切で、100点満点じゃなくても合格できます。

だから、絶対に正解できる問題は確実に、もう一度考えたい問題はよく考えて。

捨ててしまう問題は、勘でいいので「っぽい」選択肢を選びましょう。

あとは、忘れ物をしないように準備することと、時間的に慌てないスケジュール管理がおすすめです。

最後に、まず受験まで迎えられた自分を褒めましょう。

そしてこれまでの頑張りを発揮できるように気負わずに淡々と臨みましょう。

こみちは試験直後は上手く解けなかったと思って帰宅しました。

捨て問題の方ばかり気にしていたからです。

125問あるとすると、6割の正解なら75問で、逆に50問は間違えてもいいのです。

大丈夫。

悔いが残らない準備をして、リラックスして頑張ってください。