要介護3の父ではなく、母の気になる行動

 朝のこと

こみち、家族の朝食を作るので、みんなよりも早起きです。

朝にお風呂にも入るので、脱衣場で着替えたりもするんです。

「何だコレ?」

歯磨きしながら何となく辺りを眺めていたら、洗濯洗剤の棚の奥にトイレカバーが丸めて置いてありました。

トイレカバーが今朝、新しいものに替わっていて、見つけたカバーは元々トイレに使っていたもの。

それとは別に最近の父親は朝に失禁していることが多くなりました。

稀に夜間に起きてトイレに入ったりしますが、装着したリハパンを一度脱いでしまうので、もう一度自分で履いても鼠蹊部まで意識して履いたりはできません。

当然ですが夜間に起きてトイレ行った日は、もうリハパンもパットも意味をなさず、布団に敷いた防水シートだけが頼りになります。

そんなことが日常的にあるので、トイレカバーが濡れていて、入りたいのに交換しなければいけないということが当たり前です。

以前は週に1回だったものが、昨日は1日で3回。

本当はもう便座カバーを使う方が不衛生なくらいです。

で、洗剤置き場で見つけた使用済みのカバー。

広げるのも怖かったんですが、恐る恐る広げました。

べん失禁ではなかったようで、とりあえず洗面器を使って手洗い。

その後、脱水だけ洗濯機を使いました。

それ自体はそう大変なことでもありませんが、不安は棚に突っ込んだ行為です。

父親がそれをできるとは思えません。したのは母親だと思うのですが、これ認知機能低下が進むと見られる周辺行動にも該当します。

介護施設でも、利用者がベッドやタンスの奥にいろんな物を隠す行為ってあるあるなんです。

母親の場合、「後で洗えばいいと思った」と言うかも知れません。

でもこれがとても危険性のある行動です。

今は便座カバーも尿失禁だけだったかも知れません。

でもべん失禁になった時に「その時はしないよ」と言うかも知れませんが、「後でしよう」という先送り思考って高齢者に多くなる行動で、いざとなって直せるものではありません。

運動習慣なども、一時的に中止すると、その後再開できないケースってたくさん見てきました。

できることは毎日しっかりと守る。

玄関先まで新聞を取りに行く。

わずか数メートルの歩行ですが、一度しなくなるとできなくなってしまうものなんです。

父親で言えば、唯一、リビングのカーテンを閉められたんですが、テレビ脇のカーテンは少し奥から引っ張らないといけません。

腕を伸ばしてカーテンを掴む。

普通にできることですが、父親には腕を伸ばしてがもう難しく、その窓のカーテンが閉められなくなりました。

「ちょっと腕を伸ばすだけだよ?」

そう思うんですが、そこにも出来る出来ないの境界線ができてしまいます。

母親も何か別の意図があるなら余計な心配ですが、後回しの癖で汚れている便座カバーも置きっぱなしにしてしまう段階なら、以前よりも認知機能が低下していると疑ってもいいかもしれません。

少し心配です。