心を壊す
ここでいう「心を壊す」とは、症状としては気力が途絶えてしまう状態です。
ランニングで言えば、走るペースで生じた負荷を自分の身体では対処できず、心拍数が爆上がりし、「頑張ろう」と思ってももう足が前に出てくれないようなイメージでしょうか?
例えば、「1日でおにぎりを1万個、一人で作りなさい」という課題に直面した時、人にはいろんなタイプがいます。
そもそも、そんな大変なことはできるはずがないと向き合うこともできないタイプ。
また、最初から一人ではできそうにないから、協力者を探してその課題を克服しようとするタイプ。
最後が大変とは認識しつつも、その課題をどうにか一人でやり遂げようと頑張るタイプ。
ざっといろんなタイプを挙げましたが、「心を壊す」って誰にでもありそうですが、行動や振る舞い方によってはタイプも関係しそうです。
課題から逃げる?
こみちの考えとしては、克服不可能ならその課題から逃げるのも大切だと思います。
例えば、今のペースで進んで、残り期間を考えると期日までには終わりそうにない。
そう判断した時に、一人で続けるなら、そのペースややり方では不可能だからです。
こみち自身、若い頃に72時間連続作業で、大きな課題を一人でやり遂げたことがありますが、それを今、同じペースでは到底できませんし、逃げる以前に一人で請け負うことはできないと最初から思うでしょうね。
例えば、もしも全く逃げずに、若い頃に行ったことと同じ負荷を今再現したら、当然ですが心を壊すくらいのこともあり得ます。
ペースが遅いのに、時間もない。
でも72時間後には完成させないければいけない。
心理的な圧迫が、迫るリミットと追いつけない進捗に、限界を迎えるパターンです。
「嗚呼、それ無理ですね!」
課題から逃げればいいですよ。
心を壊さない人は、そう言うでしょう。
でも心を壊す人は、もしも投げ出せば、その課題はどうなる?逃げればいいと言う人が代わってくれるというならと、どうしても逃げた後の未来まで想像してしまいます。
つまり、その後どうなるか?
それを想像できるから、心も壊すんです。
想像できないからこそ、出来るか出来ないかで判断する。
そう考えると、心を壊す人は本当に弱い人なのかなぁと思いませんか。
むしろ、その後を考えてしまう心配さんかもしれません。
そもそも、八個しかないのに、10個のマスに入れなさい。
そんな注目、まともには解決できません。
とりあえず、八個を埋めて、その間に足りない分を取り寄せるか、八個を一度まとめて、10個に分け直し、一個当たりは規格に満たないけれど、個数としては10個ある状態にするか。
まぁ、そんな方法でもないと、八個が10個にはなりません。
無理です。
もちろんそうなんですよね。
でも世間では、「明日には業者が来るから、それ頼むね!」というパターンが起こり得ます。
明らかに話を聞いた時から「無理」なんです。
でも出来か出来ないか、ではなく、その後は既に決められていて、さらにそこには自分しかいない。
そんな状況になってしまいます。
もちろん、当然ですが逃げればいいんだと思います。
というのも、それが会社での話だとして、その会社での出世など未来まで考えると逃げ出せないと思い込んでしまいますが、今の歳になると若い頃のような瞬発力も気力もないので、逃げるというか、そもそも完結できないのは分かりきっていて、その選択肢そのものが希薄です。
でも、頑張っても出来ないけれど、無理をすればギリギリ、嫌やっぱり難しいには変わりないけど。そんな状況に見えるですよね。
で、心を壊してしまう。
克服できない課題に逃げなかった結果です。
心を壊す人は人間が弱いのか?
心を壊す原因は、その人が無理な課題と分かりつつも、逃げずに突き進んだからだと思います。
人間的な強さが数値化できて、100なら平均で、300なら強いとか言えたとして、心を壊すとは数値の大きい小さいではなくて、100相当で150の課題をするようなものなんです。
300の人でも500の課題には心が壊れます。
能力の大小ではなくて、自分の限界を超えると壊れるというか、壊すことでしか結論が出せない状況になります。
こみち自身は、それでも逃げればいいと思いますよ。
と言うのも、心を壊すと数年は元に戻りませんし、その後も完全に戻るというイメージではなく、再構築出来るに過ぎないので、やっぱり壊した時の記憶は残ります。
すると、100の能力で90の課題でも、ちょっと心配になってしまうです。
80なら、70なら、そんな感じで、自身の限界付近まで追い込むことが難しく、やっぱり少しゆとりを重視した生き方になりやすいからです。
人生の晩年ならまだしも、若い頃にそうなってしまうと、まぁもしもそうなったらそれを上手く付き合うしかないのですが、出来るなら壊して知るくらいなら、壊す前に結論を手放す方がいいんじゃないかと思うですよね。