「今年で合格するぞ!」と介護福祉士試験に挑むなら…

 あと1ヶ月を切って

まず、現時点で過去問を5年程度遡って、さらに3回程度回せて、さらに合格ラインの75点を上回っていたなら「安心」しても大丈夫です。

そんな人が考えるべきことは、試験まで風邪などに注意して健康的な生活を今まで通り続けることと、試験当日に使う備品、あると便利な飴、ビニール袋、目薬や頭痛薬、体温調節に使える羽織もの、寒い朝に備えてマフラーや手袋、傘なども用意しましょう。

最寄り駅から試験会場までの道のりですが、google マップなどでも確認すると共に、試験当日は駅から会場まで長蛇の列で、同じ受験生の背中を見ながらゆっくりと歩いて行くことになります。

それだけの大人数なので、駅に降りた時からトイレがなかなか使えません。

しかも時間帯もあって、昼食を買うためにコンビニに立ち寄っても、考えることは皆さん同じなので、レジも長蛇の列です。

なので、時間的に余裕を持って、済ませられることは出来だけ先に済ませて、慌てないでも済むようにしましょう。

こみちの時は大きな会場だったのですが、最初に駅を出た時から「みんな受験生!?」と思うほどの人がいました。

降りた駅が別の集団が途中で合流し、さらに会場前はとんでもない程の人数で、正直なところ、その場で勉強するという雰囲気はほぼありませんでした。

気になる数値や言葉を再確認するくらいがちょうどいい感じです。

こみちの時は、コロナ禍もあって会場入りするのも体温検査を受ける列に並んだりして、何をするにも余計な時間が必要でした。

なので、受験番号や氏名をしっかりと記入するというような基本的なことをまずしっかりと間違えないように、受験開始時間や全体のスケジュールを確認しておくなど、慌てないような準備に多くの時間を割きましょう。

今から勉強始めるなら

こみちが何も勉強していない時に、過去問を解いた時の得点は確か55点くらいでした。

合格ラインが概ね75点で、年によって調整されるので、80点を超えたら確実という感覚でした。

つまり、受験勉強で全部を満遍なく勉強すると穴のない知識が身につきますが、今から始めるならそれは難しいでしょう。

だとして割り切るなら、過去問を新しく年代から実際に解いてみましょう。

最もおすすめな解き方は、125問を一気に解く方法ですが、まとまった時間が確保できない人もいると思うので、5問とか10問ごとに区切りながら、一年分を解いたら自己添削しましょう。

正解か不正解かを気にするのではなく、可能なら問題を全部紙にコピーしてから、5つの選択肢の全てを理解し、正誤が分かる問題はもう解かなくても大丈夫です。

しかし、どれかの選択肢が正しいかどうか判断できなかった時は、ノートに貼り付けた問題文に自分で分かる「メモ」を加えましょう。

その時も知っていることは何もしなくても大丈夫。

なぜなら、こみちでいう55点の部分は今さら何もしなくても良くて、合格ラインまでの不足分を今から補いたいだけだからです。

つまり、知識が怪しいなぁと思った選択肢に、調べた正解の情報を添えて行くのです。

これを3年分くらいできれば、完璧ではありませんが、少なくとも試験で受験生に問いたい内容が掴めてくると思います。

実際に介護福祉士試験の公式サイトには、しっかりと出題範囲や各項目の目的や狙いのような情報が出ているので、どんな介護福祉士を求めているからこその試験なのかを知れます。

もちろん、その情報に触れることもいいと思いますが、過去問はそんな意図や狙いを持って作られているので、漠然とテキストを読むよりも、時間あたりの効果は過去問を使うことの方がおすすめです。

もちろん過去問を解き、間違えた問題に関連した部分をテキストで読み返すのも方法なので、時間的な余裕さによっては、複合的な学習がよりおすすめです。

こみち自身の経験では、年度が変わっても、得意な分野はかなり高得点が期待でき、苦手な分野は苦戦しました。

さらに暗記やテキストの読み返しで思い出す曖昧な知識や記憶も多いので、勉強を始めた最初に行ったことはテキストを全部読み返すことでした。

しかしあれだけの分量を残り少なくなった今、漠然とテキストを読むのはいろんな意味でもったいなくて、それ以上に過去問を有効に使って欲しいと思います。