介護福祉士の受験生の皆さんは体調管理を!

 介護福祉士なって後悔なし!

学生の方も多い資格ですが、社会人となって介護業界で働く人も多いこの資格。

施設で働いていた時、同じ職場でも毎年受験生がいましたが、とりあえず一人も不合格になっていませんでした。

厳密には、同じ施設の別エリアで働く人の中には二度目で合格された方もいますが…。

高校や大学受験とは異なり、何も一回で合格することだけはすべてではないと思います。

むしろ、「受験」という試練を自身に背負わせた決意に拍手です。

お世辞でも何でもなくて、有資格者になって今は介護業界で働いていませんが、取得してよかったと思うことの方が多いです。

もちろん、資格がなくても生きられますし、困ることもないでしょう。

しかし、介護保険制度や老化など、中高年の方々がこれからを生きるにあたって、知っていて損はない知識と実体験が今後の生き方をより豊かで賢明な方に向かわせてくれると思います。

受験まで約3週間!?

受験まで1ヶ月を切りました。

世間では年末年始で、やっと正月気分も抜けて来たというところかもしれませんが、多くの現役介護士さんたちは、特にライフスタイルも変わらなかったことでしょう。

介護士として働くと、年末年始や大型連休も別世界のことで、シフト勤務制で決められた日程通りです。

なので、受験日まで3週間とは言え、社会人の方々はもう勉強できる時間はそう多くはありません。

むしろ、これまでのまとめや忘れやすい経管栄養などの使い方や注意点、主な病状の特徴など、暗記できることを意識してみてはいかがでしょうか。

なぜなら、現役介護士の方なら、車椅子の扱いや食事、清潔保持などの問題は正解できると思うからです。

逆に不正解してしまうくらいなら、試験ではなく、今までの働き方を見直した方がいいでしょう。

つまり、普通に介護士として働いていれば、5択全てがわからない問題は「捨て」で、多くは5択中4つとか3つは分かるというケースです。

なので、基本知識が正確に覚えていたら、その知識では答えられなくても、選択肢から除外できるはずで、「どっちかなぁ」というところまでは絞れるでしょう。

昨年の試験を受けたこみちも、試験終了後は「難しい」と感じました。

「これが答えだ!」と選んだのではなく、「これは間違いだ」と省きながら導いた問題も多かったからです。

しかし、試験を終えて、ネットなどで公表された速報を見て、とりあえず合格ラインとなる「75点」は確保できたのでよかったと安心しました。

でもその速報を見るまでは、本当に不安でしたし、「不合格」かもと思う自分もいました。

実際に試験を終えているのは、ここまで来たら「体調管理」を怠らないこと。

試験当日の交通路や時間、駅から試験会場までの道のり、受験票や筆記用具、昼食の準備、当日の寒暖差に合わせて羽織れるものなど、試験そのものとは関係ない準備に目を向けましょう。

意外と時計などは忘れやすく、100円ショップでも売っているので、予備に買って置いてもいいでしょう。

あと、絶対に確認したいのが、午前と午後の二部制になっている試験方法です。

午前中に解答した問題は午後に手直しできないので、午前の部でどれくらいの点数を目標とするのかなど、どんな範囲の問題をどれ位の時間で答えるのかも確かめておきましょう。

こみちの場合、午後になって疲れてしまい、予定よりも解答するスピードが遅くなってしまいました。

一問ずつじっくりと考えていると時間切れになるので、答えられる問題は素早く、絶対に分からない問題は勘で、じっくりと考えたい問題もとりあえず解答した上で、時間が余ったら再度考えてみるくらいに思っていた方が賢明です。

その意味では、過去問を解く際も正解不正解にこだわるだけでなく、どれくらいの時間で解けているのかを知っていると安心です。

最終合格までは3月ですが、きっと春の陽気を感じる頃に嬉しい報告を迎えられるように、今できることを大切にしてくださいね。

受験生の皆の合格を願っています。