中高年のこみちがアイドル好きになった理由
「引かないで!」
中高年のこみちが、若い人を好きだと言っても…。
自身が10代だった頃を振り返っても、実はアイドル好きだったという記憶はありません。
今も誰かが推しということではなくて、個々に良さがあると思っていて、これから30代や40代になってどんな大人になるのかも何となく想像できたりします。
人気のあるアイドルは、やっぱり理由が分かるし、今一歩と言われている人もその原因はイメージできたりします。
でも、こみちよりずっとキラキラしていて、輝いている未来があるというのは変わりません。
そんなアイドルたちを観ていると、「楽しい気分」になれるのです。
長い人生にとってのアイドル活動って!?
年頃のアイドルが、誰かを好きになったとしても不思議はありません。
むしろ、恋愛して当然だとも感じます。
中にはアイドル活動中に週刊誌などで報道されて、その後の未来が変わってしまうこともあるでしょう。
個人的には、「何が大切か?」ということよりも、その判断を肯定的に受け止めて悔い無く生きた方がいいと思っています。
10代でアイドルとなった人も、20代になって「卒業」を選ぶことがあり、ファンやこみちのように楽しませてもらっている人が接するのも、数年から十数年という期間でしかありません。
卒業後にタレントや役者へと転身する人もいれば、芸能界の活動も辞めてしまう人もいます。
人生の一時期を「アイドル」として輝いて、その後は一般人と同じような生活戻り、普通の幸せを感じて生きるというのも否定される生き方とは思いません。
特に最近のアイドルは、お勉強ができて有名大学の学生だったり、勉強は苦手でも料理や趣味に長けていたり、トークやお笑いセンスがとてもアイドルのイメージではなかったりと、自身の持ち味がどこにあるのか、本当に良く考えています。
こみちが中高年になってアイドルに興味を感じたのは、もしかすると「自己プロデュース」から来ているのかもしれません。
妻に感じる愛とは?
もう、生きている半分以上の期間を妻と共に暮らしています。
改めて「愛」って何でしょうか。
恋愛中に思う「会いたい」とか「触れていたい」という気持ちは減って、でも帰りが遅いと心配するし、疲れた表情だと気になります。
イメージするなら、正面から相手を見ていた感じから、互いに背中を向けて背後で存在を感じているということでしょうか。
いきなり手でも握ろうものなら、「何? どうしたの?」と気持ち悪いがられるでしょう。
それこそ20年も昔なら「発情期か?」と笑われたかもしれません。
それこそ、年齢と共に物理的な距離感よりも、ずっと精神的な距離感の方が大切になって、一緒に出掛けても「何か話さないと!」という焦りは皆無ですし、1時間無言だったとしても不思議には思いません。
もしも今、全く知らない人とデートが決まり、その人がどんなことに興味を持っていて、どんな話題が話しやすいかと悩みかもしれませんが、妻と話している限りは「話題」もコミュニケーションのきっかけで、話のオチまで話せなくても構わないくらいです。
昨日までと変わらない今日が来て、明日も同じならそれでいいという感じでしょうか。
浮気したいですか?
年齢を問わず、魅力的な人はたくさんいます。
その人のこんな所って素敵だなぁと。
でも、そこにこみちが必要かというとそうは思えません。
仮にひと時でもそんな人と二人きりの時間があって、こみちが気になることをあれこれと聞けたとしても、長く連れ添って来た妻とは違います。
素敵さを再確認することができるかもしれませんが、やっぱりこみちという存在を求めているとは思いません。
冗談でも「好き」と言われて、そこから交際に発展したりはないでしょう。
なぜって、その先の未来がイメージできないからです。
確かにその人と手を繋いだ瞬間、本能的な意味での満たされた感覚は呼び起こされるかもしれません。
でも、そこから互いの未来を描くことができません。
つまり、何度会っていても、心の距離感が縮まらないのです。
多分。
だったら、趣味などのサークルで知り合い、その時だけ顔を合わせて楽しい時間を過ごした方が、ずっと健全な気持ちでいられます。
こみちにとっては、YouTube でアイドルの動画を観ているくらいでちょうどいい感じです。
恋愛対象にならない人っていますか?
それこそ、世間的な評判とは別で、個人的に好きになれないタイプっていますよね。
もう理由とか原因を語る以前に、「この人とは仲良くなれない」と思ってしまう人が。
もういい大人なので、あいさつくらいはしますよ。
でも、一緒にいるしかないなら、別の人もいて欲しい感じです。
じゃないと正に忍耐だけの時間になってしまうでしょう。
総括
ここまで思うままに愛に関して考えたのですが、改めて思うのは妻ってこみちにとっては大切な人です。
なぜって、恋愛対象にもなった人ですし、会いたいとも思ってその繋がりを絶えないようにした人ですし、今となっても一緒にいて一番心許せる人に変わりません。
これからあと何年、一緒に生きて行けるでしょう。
まぁ、もう人生を折り返しているので、どう考えても50年はありません。
短ければ5年とか10年ということも無くはないでしょう。
だからこそ、妻と生きられることを日頃から感謝します。
妻への感謝を愛と呼べるなら、ぼんやりですが何となく分かったかもしれません。
って話でした。