年末になって実質的に「クビ」かも…って話

 年内の勤務は…

勤務している会社が、来春から新工場に生産拠点を移動させることが正式に発表された。

こみち自身は、その新しい工場が家から遠いこともあって、「勤務地の変更」が「辞職」と理解していた。

そして、先日の勤務の際に、「新しい工場に勤めることはできませんか?」と。

実はその前から個人的には移動は難しいと意思表示していて、年内で辞職する予定を立てていた。

しかし、そんな話題の時に、「今の会社も残す予定なので、勤務地はこのままでも大丈夫ですよ」という上司の説明を受けて、すぐに辞職という流れは保留になっている。

ところが、次回の勤務が今年最後というスケジュールで、来年も半ばになってやっと働ける。

年末年始の出費がかさむ時期を控えて、正直なところ焦ってしまう。

勤務と言っても実質的には「下請け」

今のこみちの勤務は、法的には「下請け」の扱いになる。

つまり、勤務時間や出勤日の拘束はなく、休みたければいつでも自由にできる。

一方で、使い辛ければ、スケジュールを入れてもらえない。

同じような立場の人の中には、電話一本でいつでも顔を出せるというスタイルを取っている人も少なくない。

しかもその会社の生産性が落ちているのを薄々感じていた。

立て続けに勤務していたパートが二人も辞職し、さらに正社員の人も最近は姿を見ない。

当初は部署の異動や一時的な配置転換かと思っていたが、どんどん雰囲気が変わってしまっている。

説明では、来春もこのまま、同じ勤務地で働けるとはいうが、仕事の流れ次第ではかなり手間になるとも考えられる。

一方で、「このままの勤務で大丈夫ですか?」というと、「大丈夫ですよ」と言われるから余計に厄介だったりする。

捉え方によれば、「生殺し」の状況とも言えるからだ。

簡単に次の仕事を見つけられないとしても、移転による辞職を把握していたら、もっと早い段階から仕事の探し方も変わっていた。