「何で上手く行かないんだ!」と叫びたくなる時

 職場で

仕事にも慣れたと思っていたのですが、出勤して担当が分かった時に「マジで?」と思ってしまいました。

「他人と比べてはいけない」「仕事を与えられることに感謝」と思っていましたが、仕事内容とその報酬が減額されていることを知っていたので、かなり複雑な気持ちになりました。

全国的に円安が経済に影響する中、「減額」という扱いに不信感も感じます。

まだ1割減とかで、でも単価の高い仕事も折ませてくれるのなら分かるのですが、その日一日がすべて減額された物ばかりで、しかもいつも以上に仕上がりに対する要求が高いこともあって、個人事業主やフリーランスという弱さを突かれていると思いました。

職場には、いわゆる「プロデューサー」的なコスト管理までできるスタッフが不在で、ディレクター的な役割のスタッフが仕事を割り振っています。

言い換えると、誰にどれくらいの案件が渡っているのかも管理されていないのでしょう。

ほとんど同じ作業なのに、案件によって実質的に3倍くらいの差が出てしまうので、やはりあの割り振りはないだろうと思ってしまいます。

それでも仕事を失いたくなくて

明らかに稼げないと感じながらも、今後のことを考えて割り振りを誠実にこなしていました。

全体の9割が終わった頃、やはりとても疲労してしまい、気づかない内にミスが出てしまいました。

「仕上げが悪くなっているので注意してください」

正直、わざとではなく、本当に疲れてしまい、ある意味で「もうどうでもいい」という感じでした。

価格的には叩いているのに、チェックはどんどん厳しくて、「こんな状況で続ける意味ってあるのだろうか?」と、仕事を失いたくない一心で頑張っていたのですが、先が見えないことにテンションが下がってしまいました。

上手く行かない!

家に帰ると、キッチンに食器が放置されています。

今までなら父親が片付けてくれていたのですが、もうテレビしか観ていなくて、食べてもそのままで、それを指摘すると「荒れる」という状況があって、どこに行っても「後処理」ばかりしている感じです。

器用でもないし、できる訳でもないし、でもそんなこみちに雑務が回ってきます。

こみちがスルーすると妻に回ることになり、そう考えると「頑張るか!」と作業するしかありません。

「なぜ、上手く行かないんだろう?」

テレビの前で居眠りしている父親のいびきを聞きながら、帰って早々に食器洗いすることに疲れてしまいそうです。