息抜きしたいのに「在宅介護」が邪魔をする!?

 家族も本人も「介護」を理解するために

老いてくれば、誰だってできなくなることがあります。

よく言われるのは記憶力などですが老化現象と言えるでしょう。

「老いる」ことを否定しても意味はなくて、「老いる」を正しく理解して準備することに意味があると思うのです。

母親が楽しみにしていた友人との会食!?

今晩、古くからの友人たちと母親は会食を予定しています。

昨晩あたりから足が痛いと言い出した父親ですが、今朝になって「一人では歩けない」と騒いでいます。

トイレまでのような短い距離をちょこちょことどうにか歩いているので、関節を動かしているとは言えません。

つまり、移動することばかりを考えてしまうと、関節や筋肉、筋などが硬くなってしまうのは当然です。

だからこそ、ストレッチなどをする必要があるのですが、問題はそこだけとは限りません。

父親にとって、母親は自分を支える相手。

そんな風に思っている父親にとって、息抜きや友人のと楽しいイベントも快く送り出したいとは思っていません。

数時間でも家にいないことで、自分に何かあったら困ると言うことが気になってしまうのです。

結果的に、母親も楽しみにしていた会食を急きょ断ろうかと相談して来ました。

そもそも断るしかないと思えば、もう連絡すればいいだけです。

わざわざ相談して来たのは「それくらい面倒みるから大丈夫だよ。行って来たら?」と自分が居ない時間に家族が父親の対応をして欲しいのでしょう。

でもこみちは「無理そうなら断るしかないかもね」とつたえました。

なぜなら、ここ最近も別のことで「これだけはしてね!」と頼んだことをほぼしてくれないからです。

「コレはしなくてもいい」

両親の方で勝手に判断し、頼まれていても自分たちのルールでしか行動しません。

つまりそれって、父親にとって不便なら無視で、関係ないことは母親がすればいいということです。

「わがまま」とか「自己中」とも言えそうですが、父親の場合、発達障害の一つ、自己愛情パーソナリティ症なんだと思います。

なので、優しさが全く無いということもなくて、ただ自分が先に食べたり使ったりしたら、その後は何も言いません。

「特別で優遇される人」として扱われていることに強いこだわりがあるだけです。

結果的に、母親の会食が嫌というよりも、その間に自分が一人で心細いことが嫌なのでしょう。

それで母親は、家族であるこみちにフォローしてと遠回しに言って来たという流れでしょう。

とは言え、母親も父親とは異なりますが、ナルシスト(自分基準)ではあるので、勝手に冷凍庫に中を整理してみたりして、移動されて他人が困るとは想像できません。

それよりも「自分が思うようにできた」と言う満足感の方が優先されます。

実はこみち、一番恐れているのは、母親が父親の介護を放棄してしまうことで、母親みたいなタイプは誰かが助けてくれると分かると、次回はそこが基準になるので、自分が世話しなくても誰かがしてくれると思うと介護から遠ざかってしまう気がしています。

実際、昨日、父親の入浴に母親が付き添っていました。

見守りを兼ねて、楽しく会話でもすればいいのに、父親を放置して思い出したようにリビングの整理を始めたりするんです。

「何で今?」

そんな感じですが、母親は母親でじっと見守るようなことがとても苦手で、あちこちと動いていないとダメなんです。

「何時になったら〇〇をする」と言うような決め事を守るのが苦手で、それこそ朝ご飯を食べて、二人の洗濯ものを干して、化粧をしたら昼前だったと言うくらい時間が掛かります。

途中で余計なことを挟むからで、集中して早く終わらせようとしているとは思えません。

でも父親と同じで、母親もそれしか方法を知らなくて、昔は若さで急げたのかもしれませんが、今も余計なことをしないのはやめられず、全てが足し算的になっていて、終わらなくなっているのです。

上手くできないことを安易に助けてしまうと、全部を依存してくる二人なので、どこかで基準を設けて介護していかないと、家族全員が潰れてしまいます。

「今日くらいは優しくしようかなぁ」と思う時もあります。

でもリビングに行けば、いろんなものがやりっぱなしで、「あとでする」なんです。

食器もそのままシンクに置きっぱなし。

洗ってもそこに置いて棚にはしまわない。

そのうち、また食事の時間になって、それを使うと言う習慣になっています。

ちょっとしたことができないので、結果的に全部できないになってしまうのです。

以前はこと細かく気にしていましたが、もうやめました。

自分と関わることで困ったことだけ判断する。

それがつまり、今回の会食にも当てはまっていて、母親が「やりくりできるなら行けばいいし、できないなら断るしかない」と思うのです。