信じられるものだけが「軸」になる話

 本当に欲しいもの

こみちは雨が降らない朝、ランニングをしています。

もう2年以上も前から始めた習慣で、その楽しみは腕時計をつけているからかもしれません。

ランニングウォッチとも言えるその腕時計は、地図を画面に表示させられて、例えば今どこを走っているのかも分かります。

画面を切り替えると、スピードも表示されますし心拍数も分かるので、その数値が変わるだけでも走っていて退屈しません。

もしも、そんなランニングの記録が情報として流出していたらどうでしょうか?

走っているといろんなデータが見られて楽しいと言う気持ちはどこかに去り、こみちの行動が第三者に漏洩していると不安になってしまうでしょう。

つまり、これらの事柄は「積み木」のようなもので、一番下にあるモノ次第で、それよりも上に置いたものが全て無価値になり得ます。

なので本当に欲しいモノは、それが一番下になるモノに感じます。

優しい人

親切で優しい人だと思っていたら、あるタイミングで「いつも親切にしているでしょう?」と向こうから言って来たらどうでしょうか?

感じのいい人と言う印象もその一言で一変してしまいます。

つまり、最も下にあるモノが変わってしまうと、それよりも上だけで感じた印象は簡単に変わります。

人生の「軸」になるモノ

相場よりも極端に安かったり、簡単に入手できたりするものは、大抵が欲しいモノではありません。

なかなか手に入れられないのは、それだけ大切だからです。

そして、困難を乗り越えて手に入れたものは、人生の「軸」にもなり得るので、自分を助けてくれたりします。

安易に手に入れられると思うものが、結局は最後に価値の覆されて、残念に思うなら、大変で厳しいと思っても「軸」にできるモノを手に入れましょう。

今、時代が動こうとしているように思えるので、なおさらそんな生き方を手に入れられるチャンスだと思います。