父親がデイサービスを休むようです!

公共の介護サービス

デイサービスなど、公共の介護サービスは介護保険の適用が受けられるので一般的なジムなどよりも安価に利用できます。

しかし、介護認定を申し込むことから始めるので、手続きも多いですし期間も必要です。

また実際に居住地を管轄する福祉課で父親の相談をした時も、こみちが介護福祉士の有資格者で、ある程度介護保険制度を理解していたのでよかったですが、担当者によっては「サービスは難しい」と言う話になることも珍しくありません。

話が進まない場面もありながら、「〇〇ならどうでしょうか?」と結論は同じでも言い方を変えて粘り強く交渉し、地域包括支援センターのスタッフを自宅に招くまでできて、実際に父親とも会ってもらい、家族の想いを真摯につげてサービスの検討ができました。

振り返れば、何も知らない母親だけでここまで話が進むとは思えず、それはつまり一般的には高齢者になれば当たり前にデイサービスが利用できるものではないみたいです。

地域性や管轄も行政の方針にもよりますが、決してこみちにとっても楽な交渉ではありませんでした。

妻とも「ここまで言われたら、無理だと思うよね!?」と言うやり取りも経て、でも以前に父親の妹を施設入所させる手続きをした経験もあって、行政の対応がどのようなものかも理解していたので、驚きはありませんでした。

玄関先で転んだ転倒

先日、父親は病院の帰りに玄関の門でバランスを崩し、転倒しました。

その時に手をついて、手のひらにすり傷ができてしまったのですが、それがどうも気になっているようです。

今は皮膚の再生に優しい絆創膏を貼っているのですが、例えばそんな絆創膏を選んで買って来るのも父親や母親ではありません。

「お金は払うぞ!」

父親は仕事から帰ってやっと落ち着いて自室のパソコンの前に腰掛けた妻に連絡をよこし、「絆創膏が綺麗じゃない」と伝えて来ました。

こみちに言うと嫌味を言われるので、そんな時は妻に連絡をして来ます。

「お父さんからだよ!」

「聞こえていた」

二人でリビングに行けば、そこに父親だけでなく母親もいて、そんな時の母親は決まって存在感を消します。

「分かった。明日はデイサービスだもんね!」

妻は父親が気にしていると察して、今から買いに行くと言うのです。

「お金は払うぞ!」

その時に父親が言ったのです。

でも払うのは商品代で、手間やガソリン代まで含まれていません。

払えばいいと言うことではなく、母親がいつも父親にそうしているので、父親も代金を払えばいいと理解しています。

両親の気に回らない態度を見ていて落ち込むのですが、ナルシストな態度が露骨に見え隠れします。

一日中何も予定がない父親とは違い、それぞれが1時間違うと予定が変わります。

帰宅した妻も帰ってすぐにパソコンを開いたので、何か予定があったのでしょう。

でも、それを父親に話しても理解できませんし、絆創膏を昼間に母親が買えなかったのかとも思うのです。

でも母親も得なことには気を回しますが、案外と冷たい一面もあって、誰かが犠牲になりそうなキッカケが自分にある時に、「私が行く」とは言いません。

これまでも母親によって壊されたりした時でも、自分から謝ってくれたことがないのですが、母親はそんな人なんです。

問題が大事になると逃げ出して、誰かが必死で対応し、何とか収まって来ると近づいて来て「こうしたら?」と意見します。

だからこみちともケンカするのですが、「だったら最初から自分で頑張ってくれよ!」と言うと、またどこかに去ってしまいます。

「ごめん。何か手伝えることある?」と言うスタンスではなく、自分は当事者ではないような雰囲気の時に、しゃしゃり出て来るので面倒なんです。

そんな経緯があっての当日。

「行きたくない」「オレが頼んだわけじゃない」

父親はそんな風に言うのですが、認知が進んでいるのは明白でデイサービスの利用開始もこのタイミングを逃すと寝たきりにもなりかねないと担当者懇願したほどでした。

でも、理解できないとは言え、それを父親にも分かるくらいの話では伝えないと、「行きたくない」や「頼んでいない」と言う言葉になってしまいます。

実際、何もできない父親がこれ以上介護度が上がって、家族がつきっきりになると家族は行き詰まります。

だからこそのデイサービスなのですが、勝手に断りリビングの前で寝たふりをして時間が経過するのを待っている父親。

母親も出掛けてしまい、また弁当やらお菓子を買い与えるのでしょう。

父親にとって好きなことは率先するのに、少しでも嫌なことは当たり前に拒否する。

家族がため息をつきながら今の生活を維持していても、それには全く気づきません。

それがナルシストな人の特徴です。

だから、わからなくても、「今日はデイサービスに行って欲しい」と言わなければダメなんです。

「行ってくれた間に掃除したりしているから、行かないなら一緒に掃除してくれる?」と続けないと。

でも残念ながら母親にはそんな会話は難しく、怒る父親を説得することができません。

外面はいいので、スタッフが迎えに来ると笑顔で出かけるんです。

でも内面は正反対で、利己主義そのままです。

とは言え、もう父親も対等には扱える相手ではなく、頑張れと言っても何もできません。

テーブルに置いてあるバナナ剥いて頬張ることができるくらいで、インスタントコーヒーでさえ面倒がってしないでしょう。

そうなると全面介護が近いですし、母親は母親であの性格なので、最後は逃げ出すでしょう。

だから、少しずつ家族で相談し、軌道修正したかったのですが、ナルシストな二人は想像以上に変わってくれません。

なので、できなくなった時に、そこから選べる選択肢を選ぶしかないのです。

デイサービスに行かなくても、自分で散歩する習慣があればいいだけですが、それもできなくての結果なのに、父親も母親も現状を理解できていないんです。

妻も休んだと知ったら、「じゃあ昨日の買い物はなんだったの?」と思うでしょう。

他人の時間を奪うことに慣れてしまって、ナルシストに近づいてもいい結果にはなりません。