「ブロガー」は何を書くべきか?

 AIの進化で

生き残るために考える方法は、2つある。

一つが、「正確な情報」を提供できること。

もう一つが、「個」を楽しんでもらうこと。

つまり、それ以外のエリアは、もうAI を使った方が便利だと思う。

例えば、自分の悩みに対する答えを探しているなら、AIに話してみればいい。

ざっくりとした一般論ならネット検索でも見つかるが、踏み込んだ内容になると思うようにヒットする情報に行きつかない。

例えば、40代50代の人がこれからの生き方に悩んでいて、「これからどう生きればいい?」とネット検索しても、あまり意味ある答えには辿りつけないだろう。

もちろんAIに「どう生きれば?」と同じような聞き方をすると、一般論が返って来てしまう。

でも「〇〇する生き方で収益化できないか?」と少し具体的にするだけで、求めている答えに近づける。

AIからの答えを聞き、そこからさらに具体的に聞き直せば、ネット検索以上に知りたい答えの糸口に近づけるだろう。

その便利さは、遅くとも5年後くらいには当たり前になって、ネット検索以上に身近な相談相手になるだろうから、もうブログ記事を書いても、そこを訪れる人は減ってしまうだろう。

つまり、対話的な情報化はAIに敵わないので、公式サイトの情報と同レベルのより正確な情報を発信し、そこに信頼されるお墨付きを得られたなら生き残れるかもしれない。

でもそれは可能性の話で、確率として考えるといずれば道が閉ざされてしまうだろう。

そう考えると、ブログで扱える分野は、「個」を楽しんでもらうことではないか。

正しいかどうかの基準ではなく、ある人の言動そのものがネタとして扱われ、それを見てもらうようなコンテンツであること。

例えば、オリンピックレベルの運動能力を紹介しても、その凄さと視聴数は比例しないだろう。

でも、中高年が求める手軽で健康的な食事を扱うと、その根底が一般的な情報に基づいていても、視聴される可能性は高い。

ただそれだけだとAIの得意な領域になってしまうので、例えば体重が100キロの人がその食事で痩せて行く過程を掲載したら、「個」を楽しんでもらうコンテンツになる。

つまり、これからのブログも「個」に価値見出すことが求められると思うこの頃。