中高年になったら「貫く」という生き方にこだわって欲しい!

 一番に理想は「ニーズ」に応えられること

例えば、「東京大学」に合格すると、その先の人生が明るく開けるとするなら、そこに「ニーズ」があると言えます。

じゃあ「東大を目指そう!」と頑張ることは、確かに正論ですし、達成できれば未来も明るいでしょう。

しかし、そう思って実際に到達できる人は限られていますし、実際にはそこがゴールではなくて、そこから先も同じような試練を乗り越えなければいけないでしょう。

特に、1を聞き10まで理解できる能力がある人も、世間に出れば1を聞いてもできない人もいて、その中で生きなければいけません。

つまり、同じテンポで話が理解されない相手とどう付き合って仕事をして行くのかを真剣に考えなければ、前に進めないということです。

公平で公正な環境は、理想的ですが、実際には学生時代のようには存在しません。

個人的には正しいと思えないことが評価される環境に入ってしまえば、それまでの信念さえ疑うことになり、そのことで悩むこともあるでしょう。

しかしながら、理想は理想であって、自分に合った環境見つけることで、生きやすさも手に入ると思います。

合わない人や合わない仕事を克服し、自身が成長して行くことも長い人生では無駄な経験ではないと思いますが、中高年になったら持ち時間も気になるので、もう少し割り切ってみてもいいように思います。

つまり、少し自分本位に生きてみましょう。

これが好きだと思うものがあれば、そこに生きてもいいでしょう。

もちろん自己中心的であることを勧めるものではなく、若い頃のように「ニーズ」に応えようと言動を選択とは異なり、自分が心地よいと思える生き方もいいんじゃないかということです。