認知症なのか?元々の性格なのか?
一度、実家を出て世帯を持ち、改めて両親と同居するのは簡単なことではありません。
今日も洗面所に詰め替え用の洗剤を補充した後、その空きパックをなぜかそのまま放置しています。
多分、母親の仕業で、開け口が下向きだったので、中を洗ってしずくが垂れていたのかもしれません。
だからとしても、そのパックを半日以上も放置してしまう神経には共感できません。
母親にも父親にも、もちろんこみちにも他人が理解できないようなルールがあって、でもそこを説明したり改善したりするからこそ、生き方の異なる大人が近い距離で生きられるのです。
しかし、以前から触れているように、両親はマイペースというか、学習しないので、何を言っても説明しても、一週間もすると元取りになって同じミスを繰り返します。
結論は「自由にさせておくしかない」ですが、口げんかになったのは解凍している肉のことで、夕飯用にチルド室に移動させていたのに、勝手に母親がまた冷凍室に移動させるということをします。
「また凍らせてどうるの?」
「使うつもりだったなんて…」
そんな言い訳を聞き、冷蔵庫を見たら「夕飯に使える食材が他にない」とは考えてくれません。
「使わないんじゃないかな?」
と思ったら、思うようにしたくなって、それを抑えることができません。
「私の性格は頑固で絶対に引かないから」
母親はそんな風に自分の性格をどこか少し誇らしげに語るのですが、頑固でも引かないのでも構いません。
邪魔をしないで欲しいんです。
でも、それができな。
だからこみちは怒って「もう夕飯を作らないから!」と宣言しました。
しかし、仕事から帰って来た妻が、食事の用意をしています。
母親は一切作ろうとはしないで、妻にずっと話掛けていて、父親もなんだかこみちが作っている時よりも嬉しそうです。
妻には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、こみちが作らなくても両親は食べるのに困らないので、何も解決しないですし、モヤモヤした気持ちも晴れません。