人生で求められる唯一のこと
多分、合っているように思います。
人生で求められる唯一のことは、生きる意味や生まれた理由にも通じます。
そして、それに逸れた行為であるほど、ごり押しになってしまいます。
例えば、料理を作ることが好きな人がいて、食べたいと思ったものを作ったりしていたとしましょう。
別に料理以外でもいいのですが、「(料理を)作る」という行為だけでは不完全で、「どこで」とか「誰に」とか「いつ」というような条件を加えることで、「唯一のこと」になります。
こみちは絵を描くことが好きです。
上手いか下手かは別にして、毎日でも飽きません。
でもそこで留めてしまうと「唯一のこと」にはなりません。
変えるべきポイントは、「どこで」や「誰に」や「いつ」というような条件をつけ、行動に意味を持たせる必要があります。
黙々と努力している姿を見てもらい、見てもらった人の生活に何か励みや娯楽になればそれまで意味を持たなかったことが「唯一のこと」に変わります。
保険屋が営業で契約を取る仕事をしているなら、「契約を取る」は自分のためですが、「なんで」や「どんな」という条件を加えて、「どう意味があるのか?」に自分なりの答えを見つけることで、それらは「唯一のこと」に変化するでしょう。
「保険を掛けるといざという時に安心」で止まらず、資産運用や教育費、住宅ローンとの兼ね合いなど、個々のライフスタイルに寄り添う提案に近くなれば、やはり保険を勧められてもしっかりとその価値を理解して加入を検討できます。
つまりこれは、保険の情報や知識があるということだけでは不完全で、その知識をどう活かせるのかを考えからこそ、「唯一のこと」に変わります。
どんな立場や状況にも通じていて、ネガティブな環境がダメなのではなくて、逆を言えばだから何から始めればいいのかを価値に変えてしまうことで「唯一のこと」になります。
なぜなら、同じような境遇の人はたくさんいて、悩みもあるからです。
全く環境の違う人の話ではイメージできないような時も、同じような境遇の人が見せてくれる一歩ならとても親しみやすいからです。
「自分でもやってみよう」
そんな風になれば、満たされない環境さえも、意味があったことになるでしょう。
結局、自分単体を評価してもあまり意味はなくて、「だから何をしたのか?」が大切です。
そして人生で唯一求められるのは、自分のためだけではなく、誰かのためになれればいいと思うことでしょう。
何もでしゃばる必要はありません。
でも自分だけに留めずに、どう役立つことができるのかを見つけられれば、今の環境を一変させることもできるはずです。