退院した父親の様子
一見すると会話も普通にできるので、認定調査を行う必要がないようにも思えます。
しかし、悪化した膝関節の傷みから、歩行はできても不安定です。
さらに、覚えていることもありますが、ある部分ではすっかりと抜け落ちていたりするので、買い物のような行動を一人で行うのは簡単ではありません。
一緒に出掛けて、好きなものを選んでもらい、支払いも見守りながらというのでなければ、厳しいという感じです。
トイレの使用や入浴に関する衣類の着脱は、今のところできています。
ただ、退院して初めての入院の時に、パンツ姿で廊下に立っていたのは焦りました。
何かをすることはできても、タイミングや手順が分からなくなってしまうことがあるので、パンツを脱ぐタイミングと入浴するタイミングが分からないのかと勝手に想像してしまいました。
入浴する前にトイレに入りたかったらしく、特に問題はありません。
服薬などもできます。
ただし、どの薬を飲むのかは家族の見守りが必要で、朝夕に飲む薬を事前に小袋に分けたものを壁掛け式になった薬入れに用意し、父親には曜日と時間帯を見てポケットに入った小袋を取ってもらうようにしています。
小袋に入っている薬を飲む。
そこまでは家族で用意しなければいけません。
認定調査員が来てくれるのは午後なので、それまではゆっくり待つことにします。