中高年男性の「キツさ」
本当は性別など関係ないと思う。
でもタイプとして、「仕事」でしか社会と繋がれない人は、その「仕事」を失った時に考えることがある。
一つは、新たな「仕事」を見つけることで、もう一つが「仕事以外」の生き甲斐を見つけることだ。
こみちが一年前くらいからジョギングを始めたのも、そんな生き甲斐探しの一環だった。
ただ走るのではなく、どうやって走れば楽に速く走れるのか考えることが喜びにもなっていた。
学んだことも多い。気づいたことも多い。
例えば、「走る」というスポーツにのめり込んだとして、ある程度の段階で自身の限界が見えて来る。
練習やテクニックで変わる部分もあるけれど、基本的に速くなる人はもっと先で壁にぶつかることが多いからだ。
競技者として続けることは出来ても、結果を残して認められることはできない。
市の大会で優勝しても、県レベルでは勝てないかもしれないし、そこを超えてもいつかは自分よりも優れた選手に出会って、敗北感を覚えるだろう。
でももしもそう考えてしまうなら、youtube で関連したテーマを扱うチャンネルを探してみることだ。
彼らは経験豊富な方々ではあるが、必ずしもその分野のスーパースターではない。
むしろ、自身の経験を活かしてyoutube に活動の場を見つけたということだろう。
もちろん、それだってすごいことには変わりないけれど、学ぶべきことは「方向転換」するという意識ではないだろうか。
悩みに真っ直ぐに向き合う誠実さもいいけれど、少し誤魔化してみることも必要だ。
正直、今は「キツイ」。
でもいろんなことをして、誤魔化している。
もう少し季節が変われば、気持ちも変化するだろう。