結局のところ「今まで」が問われる!?
昨日、家で競馬番組を観ていました。
その時に、レースの解説をしている元ジョッキーの方が出演されていて、レース前の馬を見て調子を分析し解説してくれます。
これを言うと身も蓋もありませんが、レースに勝利する馬は、最後馬が走りたいかどうかだと思うです。
そうなるためにジョッキーがレース中は馬の感情や気持ちを上手にコントロールし、レース前まで遡るとトレーニングはヤル気を引き出せるメニューをどう組み合わせるのかになるでしょう。
とは言え、雨が嫌いな馬は、レース直前に降り出すと、それまでの雰囲気が一変してしまい、落ち着きを失ったり、嫌がる素振りを見せたりして、前評判のようには結果が出ないのかもと思ったりします。
しかし、毎回思うのは、元ジョッキーだった方が本命のレースに出走する馬やジョッキー、調教師の方たちを訪ねて、話や様子を実際に調査していることです。
競馬場も全国各地にあって、レースを予想するだけではなく、晴れた日などは芝生の上で子どもたちのはしゃぐ姿もあったりして、決しておじさんだけが集まる場所ではありません。
それだけ競馬に関わる人も沢山いて人気があるということです。
例えば、今からこみちがそんな競馬に関わる仕事を探そうと思っても、運良く競馬場の売店で人員の募集があれば夢が叶うかも知れません。
あと可能性があるとするなら、警備員や清掃員という職種でしょうか。
いずれにしても、どんな仕事を選んでも、未経験からというのはそれだけ応募する人も採用する人も縁が無いと始まらないはずです。
そのテレビ番組では、他にも外国人のジョッキーがレースに参加するにあたり、通訳者が同行していたりします。
スマホなどを使えば、簡単に翻訳できる時代ですが、まだまだ通訳者の役割は重要です。
もしも日本が好きで、競馬が好きで、その外国人ジョッキーのことも尊敬していている人が、語学を学び、日本で通訳者として働いていたらどうでしょうか。
仕事に上も下もないと思っていますが、単純にジョッキーとも話が出来て、これから騎乗する馬の様子も感じられて、自身の語学力を活かして働けるなら、それはとっても楽しい人生ではないかと思います。
でも、やっぱり中高年という年齢になってから気づいて、「仕事探し」を始めても、そんな仕事には残念ながら巡り会えません。
結局、20代や30代、もっと言えば10代の頃から自身の人生プランをどう考えていたのかがポイントで、何も〇〇業になるとまで決まっていなくても、通訳者になろうとか、イラストレーターになろうとか、ある分野に興味を感じて、コツコツと腕を磨いていたからこそ、見える景色があるように思います。
こみち自身に関しても、できることはそう多くありません。
短期間であれば、荷物の仕分けなど力仕事という選択肢もありますが、以前経験した時に腰を痛めましたし、その業界で働くならフォークリフトのような操業免許を取得した方がいいでしょう。
単価も高くなりますし、自身の身体も壊し難いと思うからです。
何も無いままの時は、今あるものしか頼れませんが、仕事をしながら自身にできることや、向いていそうなことを広げて、段々と働きやすい環境に変えることで、それこそ元ジョッキーや通訳者のようには行かないかもしれませんが、そうやって自分らしい仕事を見つけるのだと思います。