こみちの苦い経験
ご存知かもしれませんが、こみちはめちゃくちゃ不器用です。
もっと器用に立ち振る舞うことができたら、今よりももっと人生は違っていたはずです。
でも、性格や信念、カッコつけな所もあって、今に至っていると思います。
例えば、クリエイターと呼ばれる端くれにいた頃、先輩たちにも大変お世話になって来ました。
簡単に言えば、「仕事」というものにどう取り組むのかいう部分で、とても時間を掛けて指導してもらったと感じます。
だからこそ、下請けになった時に思うのは、発注元のポテンシャルがどれくらいあって、どれくらいの品質管理をしていて、さらに言えば互いに高め合える関係を築けるのかという部分でしょう。
下請けだって考えている!?
コストカットや値下げ交渉など、発注元の求めることをある意味で当然です。
しかしながら、下請け側も同じで、利益率の低い仕事からどう抜け出せるかを考えていて、時にはメインとなる元請会社をシフトさせることも起こります。
つまり、日常業務の中で、目の前の課題ばかりではなく、発注元に選ばれる、そして選ぶことができるような体制を目指して仕事をしていかないと、太刀打ちできないことになるのは当然です。
こみちにとって、今の下請けとしての働き方は、将来性を見込んでというよりも、小遣い稼ぎになったらという感覚でした。
その仕事の品質向上をどう目指すのかではなく、納品レベルに到達する最短の労力を考えて、実践していただけです。
ところが、昨日の社長からの話で、仕事に対する基本的な考え方や目指している方向性が単純に違っているのではなく、クリエイターという仕事を根本的に誤解していないかとも感じました。
一日が経過しても、こみちとしてはあまり考えたくなかった懸念部分を改めて突きつけられたことが頭から離れなくて、今後の働き方にも影響を与えそうです。