「社会復帰を目指して何ができるだろうか?」という話

 春の訪れを感じる季節になって

高校、中学の3年生は、そろそろ卒業式でしょうか。

進学や就職をキッカケに、4月からは新しい生活がスタートするのでしょう。

昨日、ようやくですが、馴染みのある車屋を訪れて、夏タイヤをセットで購入しました。

こみちにとっては、そんなことが「春だなぁ」と感じさせてくれます。

一方で、妻と出掛けた時に「以前よりも随分と雰囲気が戻って来たね」とも言われました。

というのも、少し前までは他人と話することが苦手で、妻の後ろでモジモジとしていたからです。

精神的なストレスに繋がる瞬間がとても辛くて、心の片隅には「生きるって何だろう?」という自問自答があったほどでした。

その意味では、2月の上旬から始めたジョギングをキッカケに、「走り切った」というやり遂げた体験を繰り返すことで、少しずつ自信を回復できたのかもしれないです。

陸上の経験者にすれば1キロを6分で走ることなど、そう大したことではないでしょう。

でも、ジョギングを始めた2月の頃は1キロ8分台でしたから、それと比較すると個人的には成長を実感できます。

ジョギングの良さは健康面にもありますが、中高年になって日常的に感じることが少ない「達成感」を得られます。

特に数値として体感でき、数千円のスマートウオッチ(こみちが使っているのはスマートバンド)さえあれば、ジョギングのタイムやコースをアプリに記録してくれるので、あの時はどれくらいの距離を走ったのかとか、どれくらいのペースだったのかも、簡単に見返せるのがポイントです。

マラソン大会に参加するランナーって!?

国内外のトップアスリートは、42キロの距離を約2時間程度で走り切ります。

つまり、10キロを約30分。(1キロなら3分)

まだ最長でも20キロしか走ったことがないこみちなので、そもそも40キロの距離を走り切る自信もありません。

ただ、現時点での話として、キロ6分で10キロくらいの走力なので、フルマラソンなら5時間とか6時間くらいが目標になるのでしょうか。

何でも、サブ4という、フルマラソン4時間以内というランナーに送られる称号があるらしく、市民ランナーにとっての目標とも聞きます。

つまり、キロ6分のペースで40キロ走るくらいの難易度で、こみちにすればあと30キロを今のペースで走り続ける計算です。

「いやぁ、ちょっとどころか、かなり厳しいでしょう?」

思わずそう言ってしまう難易度です。

ただ、キロ8分だった2月の頃よりは現実味を帯びていて、例えば来月にはキロ6分で20キロを走り来れるとか、キロ5分50秒で10キロを走れるとか、何らかの進歩を感じられたら、それは数値として理解しやすい目標にもなります。

本格的な社会復帰目指して

パートやアルバイトとして、どこかの企業に雇ってもらう方法も一つですが、もっと広い意味での労働習慣を手に入れたいと思っています。

こみちにとっては、ジョギングを始めたことが何かのキッカケになるはずで、この記事を読んでくれたあなたにとっても何かのキッカケがあると思います。

厳しい競争社会に勝った人だけが全てではなくて、そこから外れた人もまたたくさんいて、その一人がこみちで、自分らしくありながらも何かを探して生きています。

何もしないまま老いてしまうこともできるのですが、今だからできたということもあるはずで、そんな経験や体験はきっと多くの人にとっても意味ある話なのだと思います。

その意味では、どこかの求人に応募し、労働者に戻れること以上に、生きる目標を見つけて、それを実現させることまでのプロセスを伝えることに関われたら、こみちとしてはとても嬉しい話です。

例えば、フルマラソンを完走したとか、富士山の登頂を達成したとか、もっと日常的なことでもいいので、それを目指して行動したことが、こみちのように悩んでいたり、立ち止まってしまったりした人の希望やキッカケのお役に立てたらと思っています。