理想的な仕事って?
経済活動としての「仕事」は、誰かにとって役立ち、対価を支払えるものでなければいけません。
つまり「美味い」料理の、「美味い」はお客さまが来店してくれる期待感を高めるもので、対価ではないのかもしれません。
どういうことかというと、確かに「美味い」料理だったとしても、それが1万円だったら食べることを躊躇い人もいるでしょう。
同時にマーケティングの戦略としては、高級店という評判がより利益率を高めることにも繋がりますが、やはりその「美味い」は行ってみたいと思わせる期待感なのかもしれません。
稀に、この料理をこの価格で出していて大丈夫だろうかと心配になる店があります。
大満足して、数ヶ月後、その店が様変わりしていたり、潰れてしまったということも珍しくありません。
これらのことから学ぶのは、「相場観」でしょう。
店員や工員として働く場合、その職種の相場があって、例えば「100」という相場に、「110」を出したり「90」しか出してくれないこともあるでしょう。
私たちが仕事を探す時に、例えば「90」だとしても、急な休みにも対応してくれるとか、家事との兼ね合いで勤務時間を調整してくれるなら、その職場はメリットがあります。
一方で、「110」の評価ですが、休出を強制され、残業も当たり前で、働いていて楽しくない職場なら、割り切りでもしなければメリットは報酬だけになるでしょう。
そもそも、「200」という破格はあり得ないし、きっと長持ちしない経営になってしまうはずです。
昨今、youtuber が儲かる仕事だと言われたのは、そのサービス形態にあったからです。
youtuber は動画を提供し、いわばどれだけの視聴者に支持されたのかが全てでした。
一本の動画に、1回しか視聴されない人もいれば、100万回を超える人もいて、その目的達成度は、通常の仕事で起こる数倍という差ではない違いが起こります。
そして、その普通の人では到達できない視聴数を集められる人に高い報酬が支払われていたのでしょう。
そこで人は、目立つことを思いつき、世間ではタブーなことを始めます。
なぜなら、普通の人が普通の人では到達できない視聴率を稼ぐ方法が、それしか思いつかなかったからでしょう。
昨今の芸能人の進出を見て思うのですが、芸能人はまず例外なく、動画がどうやって作られるのかを理解しています。
黙って座っていても、それだけではダメで、そうなった時に何をどうすることが基本なのかを知っていて、それを全く知らないこみちがyoutuber になっても、そもそも勝ち目などありません。
しかし、芸能人の中にも、2つのタイプがいて、売れている人と売れていない人。
彼らの違いを端的に言えば、「見たい」と思う人が多いか少ないか。
容姿がそのきっかけになったり、トーク力や演者たちの回し方が上手いなど、「見たい」に繋がる理由は多種多様です。
当然ですが、長く一線で活躍する芸能人は、複合的な魅力や市場の動向に応じたプロデュースが的確なのでしょう。
youtuber の中で、かつて人気だった人が段々と加工してしまうのは、市場の変化を読み間違えたり、一過性の「合致」に基づくものだったのかもしれません。
ところが、youtuber は芸能人のように養成所などを経験していなかったりします。
つまり、ベースとなる技術があるのかさえ分かりません。
その状況で、再ブレイクするのは、それこそ芸能人以上に難しく、今の人気を得ることができた奇跡と同じ奇跡を待つしかありません。
なぜなら、本当に売れた理由が明確でなかったり、当時だからできたことだったりで、今再現することができない可能性があるからです。
人に真似ができないこと。
例えばピアノがめちゃくちゃ上手いとか、ピカソ並みに絵が上手いというレベルは、人が求める様々なことを放棄して、それだけに没頭しても到達できるのは限られた人です。
みなさんは、芸大を出た芸術家を何人知っているでしょうか。
日本国内言えば、芸大を卒業された人はエリートでしょう。
行きたいと思っても行けない人が大勢いるからです。
でも、残念ながら、こみちのような一般人にとってはそんな芸大で学んだエリートでさえ、100名も名前を思い浮かべることはできません。
つまり、名前や出身大学だけで、売れたりはしないのです。
どこかのタイミングで、世間的な注目が集まり、そのチャンスに結果を残して、少しずつ知名度は上がります。
既に知名度のある業界に入ることも同じで、個人を知らなくても「〇〇に居ます」と言えることで、相手からの評価も変わるでしょう。
上手いから売れるという世界ではないってこと。
逆を言えば、上手いだけの人は世間にたくさんいて、そこからしっかりと自己プロデュースするために動いた人だけが、世間で名前を覚えてもらえる存在になるのでしょう。
それこそ、「勉強しろ!」と親が言うのも一理あって、勉強ほど成果を裏切らないことって少ないと思いませんか。
勉強したことで、実際に何かできるとは限りません。
でも、勉強すれば、誰もが知っている大学に入れますし、「〇〇大学に通っています」と自分の紹介に使えます。
それで全てが変わる訳ではありませんが、最も簡単に説明するなら、使えるワードでもあります。
「僕は、〇〇年に何処どこで生まれて、中学を出てからは〇〇をして、20代になって…」と自分の歴史を語っても、面接官でもなければ、あまり興味を持ってくれないでしょう。
つまり、大学というワードは、あれこれと説明しても関心を持ってもらいない経歴とは異なり、「〇〇大学の? 凄いね!」と相手に伝わります。
この「伝わる」がポイントで、価値なのです。
「勉強だけが全てではない」のは百も承知です。
しかし、市場、世間がそうである限り、「伝わる」ことをしなければ、評価には繋がりません。
今の職場の愚痴と不満
今の職場、最近、レベルが下がっています。
製品管理が曖昧で、品質にバラつきが出てきました。
当然、こみちの業務でも、「これで良いのか?」と不安になるケースが増えました。
もちろん、通常の作業時間を超えて、一から手直しすれば、品質を改善できるでしょう。
しかし、それではこみちの採算も合いません。
良いトスを上げてくれないと、良いスパイクは打てません。
広い視点で言えば、その会社の業績が大きく上がることは期待できません。
なぜなら、品質管理ができていないからです。
どうすれば品質を管理できるのかって、実は大変で、それこそ寝ずに頑張って経験を重ねないとできません。
だからこそ、会社の業績って凄いことで、素人が参入しても簡単にシェアを奪うことができないのです。
ところが、急成長した会社や、人材育成に弱い会社は、一時的にいい業績でも、ベースがしっかりしていない(安定した品質を維持できない)ので、タイミング次第で顧客を失ったり、参入した別の企業に食われてしまいます。
自分自身伸び悩みを感じるこみちには、会社の現状が気になって仕方ありません。
このままでは、会社が潰れたり、潰れなくても職場を失ったりすると思うからです。
つまり、どこでも悩みがあって、その多くは似たようなポイントが解決できていないと気づきます。
みなさんはどう感じるでしょうか。