こみちは「状況判断ができない」って話

 妻から「就活はどうなったの?」と言われて

絵ばかり描いてるこみちに、妻は呆れ顔です。

家族それぞれに溝があって、思うような関係には戻れなくなっているようです。

今、妻には時間がありません。

仕事が忙しくて、なかなか休みも取れないという感じで働いています。

なので休日の日を迎えると、こみち自身は緊張感を増します。

そんな中で、妻が怒り出しました。

「仕事探しはどうしたのか?」と。

妻は絵を描くこみちが好きではありません!

確かに、絵を描いても、それを仕事にできるのは一部の人たちです。

画力の無いこみちが、このまま絵を描いても、それは趣味やメンタルの逃げ場に過ぎません。

なので、妻は一般的な人と同等とは言わないにしても、やはり当たり前に仕事をして働く男性を好きでいたいのでしょう。

しかし、それが分かっていても、だから就活して働き出せないから、こみちはメンタルを壊していると思うのです。

妻は昨夜に起こった母親のスマホが無くなったハプニングで、探そうともしないこみちや父親の態度にキレて、ダイニングテーブルを目が覚めるくらいの強さで叩き、「何、ぼうっとしているのよ!」と怒り出しました。

物忘れや物の管理ができない母親は、同じ物を何度も買って来たり、大事な物を無くしたりします。

母親にすれば、日中も忙しく働き、疲労感もあって、何をどこに置いたのかも分からなくてしまったのでしょう。

いつも母親は、できる範囲で頑張っています。

ただ、こみちが家事をする時にも、手を出したがったりして、面倒見がいい反面、お節介な性格で、役割分担という手の抜き方が苦手です。

何もしないのに、邪魔をしてその場にいることが多く、こみちが母親と揉める時はそんな内容が大半です。

一方で父親に対しては、もう修復の余地はありません。

今後、どんなきっかけで二人の距離が近くなっても、信頼関係を取り戻すことはできないでしょう。

そして、妻に対しては、もう好きとか嫌いで考えるよりも、長く連れ添った間柄で、居るのが当たり前です。

しかし、妻からもしも離婚を迫られたら、それを止めることはできませんし、むしろこれまで人として良くしてくれたことを感謝するでしょう。

ここだけの話、メンタルを壊すとどんなに普通に暮らしていても、どこかの領域で踏み込めない場所ができて、こみちであれば、絵や家事はできても、他人と流暢に接することは苦手です。

機嫌の悪そうな人や、見知らぬ人と接することに臆病で、些細なことで心拍数が跳ね上がるこみちなので、簡単に150くらいまで上がり、心臓はバクバク状態になってしまうでしょう。

それが長く続くと、何度も深呼吸する様にもなって、外見的にもため息ばかりしている人になってしまうのです。