介護福祉士だからこそ「老後を心配してしまう」理由

 今日は介護福祉士の国家試験があった日

去年の第34回を受験したこみちですが、もう一年が経過したのかという感じです。

きっと、今日の受験を終えた受験生の皆さんは帰路についた頃でしょうか。

今日は試験のことは忘れて、ゆっくり風呂にでも入って休んでください。

介護福祉士の国家試験とは?

簡単に言えば、高齢者が多い日本では介護をどう行うのかが社会問題です。

そこには様々な立場の人が関わるのですが、介護士はその中で身体介護を最前線で担う人です。

そこで、現場の介護サービスが重要になるのですが、医療や地域社会、法律や行政と言ったポジションに立つ人との連携も見据えた役目がさらに重要となります。

そんな役割を担う代表的な立場が「介護福祉士」でしょう。

つまり、現場では適切で安全な介護サービスを提供し、さらに初任者研修を受けた他のスタッフともチームワークを保ち、活躍が期待されます。

介護福祉士としての知識で考える老後の不安

老後の不安では健康状態以外に、経済的な問題や親の介護などがあるでしょう。

実際、こみち自身も両親との同居をしていて、まだ具体的な身体介護ではありませんが、料理や掃除、洗濯などを担当し、親の負担を軽減しています。

しかし、身の回りを世話するほど、父親は動きませんし、自分本位になってしまいます。

かと言って、料理をおねがしてもできないというか、逃げ出してしまうでしょう。

やりっぱなしになってしまう父親の行動をどこまで補うのかは難しく、体裁を気にして何でもしてしまうのもオススメではありません。

しかし何も言わないと、食べる以外何もしないタイプで、今は母親がいるのでいいですが、場合によっては父親の介護は楽観視できません。

一人の人を介護施設に預けるにしても、利用料はもちろん、本人が自覚してくれないと手続きもままなりません。

何もできないのに、自分でするというパターンが多いのも仕方ないことですが、老いによって他人に支えてもらっているという自覚をどう察してもらうかは、介護福祉士としても悩みです。

ダメな人間だと思い過ぎても悲観的になるでしょうし、楽観的過ぎても家族の負担ばかりが増すからです。

今日から、夕飯作りを母親が代わってくれるのですが、最近の母親は料理が下手になってしまいました。

味噌の味がしない味噌汁とか、ほとんど味がない野菜炒めとか、どこまで言えばいいのか悩むほど、「ん?」となってしまいます。

もちろん、煮物のような料理は上手いのですが、肉料理のようにタイミングが難しいものは、大体がカチカチになるまで火を通してしまいます。

でも、タイミングって説明が難しく、料理担当から外れて欲しくもないですが、毎回、「ん?」という料理も考えものです。