叔母と言えば…
丁度一年前、こみちたちは叔母の介護施設を探していました。
独り身の叔母が認知症になり、一人暮らしを続けるのは厳しいのではないかということで、行政の各担当者に相談したのが2021年の冬でした。
介護業界に関わる方であれば、介護認定という制度をご存知でしょう。
あの人にどの程度の介護支援が必要なのかを判断することで、介護予防をスタートに介護支援と段階が設けられています。
叔母のケースでは、特養ホームに入ることが認められる要介護3で、本当はもっと細かな判断になりますが、「トイレの使用に不安がある」を想像するといいかもしれません。
つまり、トイレまで一人で歩いていけないとか、行ってもどうしていいのか分からないとか、理由は様々ですが、日常生活では当たり前のことに不安を覚え、誰かのサポートが必要だと判断されるようなイメージです。
コロナになったと入所する施設から連絡を受けました!
コロナの検査で陽性が判明し、入所する施設から病院へと移った叔母。
幸いに現状は陽性反応以外、目立った症状もないそうで、深刻な状況ではないとのことです。
しかし、一般的に今の介護施設は、入所者が自由に外部と接触することは珍しく、また働く介護スタッフなども定期的に検査を受けるので、感染ルートはそれほど多くはないでしょう。
とは言っても高齢者が多く、施設内で感染者が出るとどうしても拡大してしまうことはあります。
高齢である両親も叔母に会いに行くのも一苦労だったりして、入所できて安心できる一方でコロナ禍は何かと不便も感じます。
ささやかなお年玉を両親へ
新年を迎えて、今年も両親にささやかなお年玉を渡しました。
こみちがこんな感じなので、今年はどうしたものかと思っていましたが、妻がその準備をしてくれて「渡すのはお願いね」と何とも恥ずかしい話です。
一方で、今朝も3時半に起床し、約1時間は文章や絵を描く時間にしているのですが、目覚めのコーヒー飲もうとするとポットのお湯は既にぬるく、「湯を沸かす」ことを誰もしてくれません。
それこそ父親が気分次第で沸かしてくれることもありますが、家族内での自分の仕事とは認識していないようで、月に数回も沸かせば良い方、あとは家族の誰かが行っています。
叔母が介護施設に入り、コロナにも罹患していると聞いても、父親は自身の幸せに感謝している様子はなく、せめて恵まれた現状を喜んで欲しいのですが、年末も年始も母親に何かしてあげるという優しさはなく、当たり前にお節を食べてお雑煮を頬張る姿に何か寂しさも感じます。