社会から求められる「自分」になるために

 社会から求められること『ニーズを探す』

いわゆる「求人」とは、企業から求められた「ニーズ」です。

つまり応募するとは、そんなニーズに応えたとも言えるのです。

では、社会から求められるニーズは他にないのでしょうか。

実はそんなことなど無くて、探せば幾つもあります。

例えば女性が外出する時、男性以上に身支度に時間が掛かったりします。

ちょっとコンビニで「おにぎりを2つ欲しいだけ」ということであっても、外出までの準備を考えると、時間も労力も使います。

そこで、もしもおにぎりを配達してくれるサービスがあったら…。

そこで問題になるのが、世の中にはたくさんのニーズがあって、それを叶えることがビジネスとして成立するかという部分です。

人口が密集している都心部なら、配達をサービス化できるでしょう。

一方で隣人宅まで距離が離れた地方になるほど、配達に要するコストが嵩張り、どうしても配達料に上乗せされます。

その反面、資金豊かな企業が採算の取れる都市部を攻めても、収益性面で地方を避けているとしたら、場合によってはビジネスとして成り立つのか試算してみる余地はあるはずです。

「スキルアップ」の目的を見直してみよう

こみちは介護福祉士の有資格者です。

福祉系の学校で学ぶ方法や、介護施設で3年以上勤務するなど、国家資格でもある介護福祉士の資格試験を受ける条件をクリアしなければいけません。

中高年の方であれば、働きながらスキルアップするコースが多いのではないでしょうか。

つまり、「介護福祉士の有資格者になろう!」と思っても、3年以上の期間が必要で、限られた人生の時間を費やすことになります。

ここで言いたいのは、若い頃に取得した資格を活かすことがまず基本となります。

こみちで言えば、広告制作で経験したイラスト書きや文章書き、カメラ撮影などのスキルになるのですが、改めて企業に採用してもらうことができるのかは微妙でしょう。

と言うのも、広告制作を含めたクリエイティブな仕事の多くは、どうしても激務です。

時間に追われ、品質に追われ、体力がなければとても務まりません。

作業としてできたとしても、それだけでは業界に戻ることは厳しいでしょう。

そんなこともあって、介護福祉士の資格を目指したのですが、今はその資格も活かせていないのが現実です。

これも同じ理由で、介護の仕事もベースは体力勝負で、その時間に穴を空けずに勤められる責任感が必須だからです。

長く勤めていると、悪天候や通行止めなど、いつもとは異なる状況が起こることもあります。

実際、介護士として働いていた時も、電車が止まり帰ることができなかったり、逆に止まることを想定して早めに施設に出て来るなど、台風の時に前後含めて丸3日間施設の控え室で寝泊まりしたというスタッフもいたほどです。

つまり、社会からのニーズも、単純に技術や知識ばかりではなく、その時間に来られるということも重要なことだったりします。

「やったらできる」という評価は、それだけ軽く見られるのも事実でしょう。

2023年に身につけたいスキル

目安として100万円以上の資金を確保できるなら、何らかの投資に挑戦してみるのもありだと思います。

そこまで資金がないという時は、真面目に「YouTube 」を考えてみてはどうでしょうか。

確かに収益化までの道のりは険しいのですが、ポイントは「社会からのニーズ」を実感できることです。

ニーズから外れたことをすれば、全く評価されないでしょうし、関心あることを扱えば共感してくれる方がコメントを寄せてくれるかもしれません。

おすすめは料理、編み物で、特に男性の方に始めて欲しいテーマです。

特に料理はお洒落な動画がたくさんあって、今からそれを真似ても厳しいでしょう。

だとしたら、フライパン1つとか、レンチンだけというチャンネルの特徴を設けてみるのがポイントです。

例えば、「スタートからいただきますまでキッチリ10分」という内容で、動画内に時間のテロップを導入し、単なる料理動画ではなく、ちょっとエンタメ性も盛り込んだら面白いかもしれません。

このように、何を加えたら社会からのニーズを集めることができるのかを考えるベースとしてYouTube を始める価値があります。