親子ゲンカはダンマリ勝ち!?

 昨日の親子ゲンカから

勢いで作った夕飯でしたが、ずっとダンマリしていた父親はみんながはけた頃を見定めて、一番に1人で食事を始めました。

自分が望むだけご飯を盛って、作ってもらったおかずを当たり前のように食べるのです。

こみちはなんだかんだしていて、それから1時間くらい遅れて食事したのですが、その時には母親も食べ終えていて、シンクの中は後片付けを待つ食器たちがいます。

しかも今朝になって、「来月も忙しいから夕飯の準備もお願いします」と母親から言われる始末。

確かに昨夜のケンカは、何もしない父親を含めて、食事の準備の是非と内容が問題でした。

こみちだって、早朝に起きて、朝食を作り、曜日によっては室内の掃除や洗濯もあって、それこそちょっとした日用品や支払いなどもあり、一日中テレビを観ていられる父親とは根本的にスケジュールが違います。

でも、母親は車も運転しているので、忙しさから事故などをして欲しく無いし、それこそ母親の身に何かあっても、父親の介護を今から担うのは耐えられません。

今朝もトイレの床にオシッコを漏らしていて、まだ自分で拭けばいいのですが、父親は自分ではないと言い張るばかりで、「拭く」という行動に意識が向きません。

つまり、便座カバーを交換するのも、洗うのも、知らない内に終わっていると思っていて、それが誰かの手を煩わせているとも感じません。

母親の負担を軽減させることで一番恩恵を受けるのは父親ですが、それでも何もしない姿勢を崩そうとはしませんし、それこそ我慢比べみたいになって、母親に何かトラブルが起こってからではもう家族が崩壊するしかないでしょう。

でも、父親はある意味で何もしないと決めているかのように、ダンマリを続けて周りが根を上げるのを待ち続けます。

本来なら、こみちも家から追い出してしまえばいいだけですが、施設に行くまでの今の時期が何よりも大変です。

それこそ、来年からはタイミングを見て週に数回はデイサービスにでも行って欲しいです。

いつもの展開ですが…

両親の手口はいつも同じです。

改善しないで、できていないままでも今まで通りを続けます。

老いて来てため息もつけば、時間も掛かってまともにできていません。

見かねて声を掛け、手伝い出せば、さらに別のことで問題を広げます。

そして、「もう良いから任せて!」というと、一気に頼り切りになる感じです。

今朝も母親から、「今夜は夕飯を作らなくてもいい」と言われたのですが、もともとは朝をこみちで、夕飯は母親と分担していました。

それが、仕事の忙しさもあって一時的に夕飯作りもしていたら、いつの間にか「できる時は作るから」とメイン担当者がこみちになっているかのようです。

専業主婦って大変ですよ。

家事をしてもお小遣いはもらえませんし、それこそ父親は年金をこっそり貯め込んでいて、いつだったかの時には「全く無い」と平気で嘘を言ったことも何処へやらです。

Amazonのセールで欲しかったイヤホンも、予算がつかなくて買えません。

毎日、3時や4時に起きていることが、バカバカしくなります。

朝、自分の使った食器だけ洗えば、それで朝食を作るこみちの負担と同じに思える父親なので、話が噛み合うはずもありません。

知っている高齢者の介護状態とは異なりますが、父親の独特な思考には頭が痛くなります。

まぁ母親も同じで、彼女だけでは今の生活をもう変えることができません。

とは言え、こみちも二人を引っ張るだけの体力はなく、それこそ何も動かない父親の面倒は見たくありません。

あまり考え過ぎると、また心を壊してしまいそうです。