ここ数日前から…
乃木坂46の齋藤飛鳥が「卒業」する。
こみちは、東京03さんのイラストを描きようになって、乃木坂46のメンバーを知った。
最初は誰が誰かも分からないところから始まって、一期生と呼ばれる乃木坂の初期メンバーである齋藤飛鳥さんも知った。
その時期を正確に覚えていないが、多分、半年くらい前だろう。
あまり名前を覚えないから、顔は知っているけど…、というパターンは昔から多い。
でも、齋藤飛鳥さんのことは割とすぐに記憶したのも、それだけ乃木坂46の中心人物だったからだろう。
YouTube チャンネルを自分で運営して、逆に「アイドル」という存在が今までとは違って感じる。
中高年のこみちにとって、アイドルは可愛い女の人というイメージしか無い。
でも現代のアイドルって、昔から思っていたイメージとはかなり変化していて、「たくましい」とも感じる。
こみち自身も大人になって社会経験ができたこともあるけれど、「可愛い」アイドルがどう社会で活躍するのか、乃木坂46のメンバーたちが「乃木坂工事中」や「オールナイトニッポン」などで頑張っている様子を見聞きしてより納得できる。
新規メンバーが初参加した時、それこそ一般人が芸能人となって登場する。
当たり前だけど、みんな緊張しているのが見てわかる。
でも、スタジオで多くの大人たちの視線を感じながら、自己紹介をさせられて、そこからアイドルとしての一歩が始まる。
サラリーマン時代、自社の商品を持って、他社でプレゼンした時に緊張して上手く話せなかったことをふと思い出す。
「まだ十代なのに凄いなぁ…」
中高年になってもまだ到達できていない領域に、十代の彼女たちが立ち向かう姿を見て、もう可愛いという感情だけでは見られない。
そして、半年、一年後くらいになると、そんな新規メンバーもそれぞれに色をが出て、持ち味を発揮させる。
当たり前だけど、ただ待っていても色なんて出たりはしない。
努力もそうだし、工夫もそうだし、自身の葛藤も必要だろう。
それって簡単ではなくて、時に自己否定する感情にも向き合わないといけない。
乃木坂46のメンバーたちを見ていると、そんな苦労を見せないで、笑顔で頑張っている姿を微笑ましく見させてもらっている。
そんな中、メンバーたちが「卒業」して行く。
何か感慨深い。
特に今回、齋藤飛鳥さんが卒業することを発表された。
同時に、「今」がいつまで続くとは限らないとも思った。
年末も迫り、元々少ししんみりとしたテンションになっていたこともある。
「嗚呼、いつまで今が続くのだろう…」
そんな気持ちがますます強くなってしまった。
いつも目が覚める「午前4時」も待たずに、1時半一回目が覚めて、3時に2度目、そして起きてリビングに降りて来た。
何か、理由はいろいろあるけれど、寂しいという感情があるんだよなぁ。
東京03も乃木坂46もずっと見ていないのに、一方で、いつか離れてしまうのかという現実を感じてしまう。