「 生きること」に疲れた時は?
「なぜ、生きているのか?」という大きな問題は、健康で気力に満ち溢れた時でも答えることなどできません。
なぜなら、「生きる理由」を探すことが「生まれた理由」でもあるからです。
つまり、「〇〇をするために生きている」と気づき、それを全うする頃に自分の人生も役目を終えるのです。
ある人は、「子育て」かもしれません。また別の人は、親や兄弟を助けるためだったのかもしれません。
「そんな理由のために?」と思うかもしれませんが、貴方がいてくれたから生きることを続け、喜びを感じられるのです。
「人生を変えたい」と思った時に
「人生を変える」には、時間が必要です。
準備期間として、短くて1年、長ければ10年単位ということも珍しくありません。
つまり、「人生を変えたい」という夢が、生きる目的そのものにもなり得ます。
「人生を変えたい」時に始めること
特に大人になった人の場合、大切なのは「心」だと思います。
健康的で健全な「心」をどう維持するのか。
何かを変えたいと思った時に、ネットなどを調べると「簡単に出来そうな方法」も見つかるでしょう。
しかし経験としては、簡単にできることで上手く行く人は器用に生きられるタイプで、こみちのような不器用なタイプはそれでは上手くいきません。
「どうして、ダメなんだろう?」と悩むことも多く、思えば10年では利かないほど、試行錯誤しています。
そんなこみちが行き着いた現時点での答えが、「(自分に合った)仕事を見つける」ことでした。
経済的に恵まれた人なら、ボランティアでも構いません。
でも、働いて報酬を得ることで、人生の計画が立てられます。
3000円でできること。1万円でできること。
人生を値段に置き換えることはできませんが、未来を変えるための資金を持つことで、初めて「未来を考えることができる」と思います。
その上で、より自分が目指すべき理想を見つけるために、本を読んだり、他人の話に耳を傾けたりして、「こんな人(暮らし)を目標にしよう」と思えるのでしょう。
誰かと比べても自分の人生は分からない!?
周囲を見渡せば、憧れの車や商品を手にした人がたくさん目につきます。
そんな人々を見ると、「自分だけ」と思うかもしれません。
でも、そんな他人と比較してはいけません。
なぜなら、彼らもまた別の場所では、「自分だけ」と悩んでいて、今手にしている物では幸せを感じていないこともあります。
物に囲まれた生活は、一時的に物欲を満たせますが、根本的な幸せは健康で健全な心でしか感じられません。
そして、そんな心はお金では買うことが出来ません。
自分で見つけて、そこに向かって歩むことでしか得られないのです。
もしも、料理が好きで、美味しい一品を作れたら、それを食べた人は「美味しい」と感動し、その瞬間、幸福を感じるでしょう。
そして、そんな料理を自分で作れたら、お金を払って食べるのとはまた異なる幸せがあります。
同様に〇〇ができると、その先も見えて、まだまだたくさんやり残したことを見つけ出し、自分の人生がとても短く感じるでしょう。
結局、頭で考えるだけなら、人生も5分で理解できます。
でも、試行錯誤しながら、「こんなこともできる」と発見している人は、人生の可能性が広がります。
今、こみち自身は可能性があると思いながら、まだそれがどこにあるのか試行錯誤している段階です。
「人生なんて…」と諦めそうな時もあって、でも「もしかして」と期待している時もあります。
幸い、まだ時間がある。
だったら、「もしかして」と思うことをやり尽くしてからでも、結論を出すのは遅くありません。
何より、自分がここにいることで、誰かの役に立てるなら、それだけでも生きている価値はあるからです。