器用な人が陥る「ワナ」がある!?
器用な人は、不器用な人と比べて、物事を処理するのが上手です。
急に起こったトラブルにも、必要なポイントを見つけて処理できるので、時間的にも事としても大きな問題になりません。
しかし、不気味なこみちが気づいた器用な人の特徴は、「できてしまう」というワナがありました。
具体的には、器用ゆえにそれなりに済んでしまうのです。
以前から、こみちは人が成長や進化するには、「ステージ」が上がることが必須だと考えています。
この「ステージ」は段々と変化し得られるものではなく、ある条件やタイミングが一致する時に起こる現象で、努力や工夫もステージを上げるための準備だと理解しています。
その考えからすると問題にならずにそれなりに「済んでしまう」というのは、本来気づくべきだった条件やタイミングに気づかない可能性があります。
不器用な人は、たいていが時間を過ぎて、又は事が穏便に解決しないで周囲にも迷惑や心配を掛けてしまった経験があります。
その時に「〇〇がダメだった」と反省できるチャンスがあります。
もちろん反省もしなければ、器用も不器用も関係なく、成長はありません。
ただ、自己嫌悪や挫折という経験も、次のスタートという意味では大切な気づきになります。
長い人生という意味では、自己嫌悪や挫折も成長するための準備に過ぎません。
もしも器用や不器用という違いで、「気づき」の有無が関係しているとしたら、不器用で挫折を経験した時に「どう変化させれば良いのか?」を考えることに繋がれば、ステージをアップさせられるチャンスにもなるのです。
挫折感を味わった時はとても凹みますが、そこから「一歩」を踏み出す時にどんな風に進んだのかが大切だということです。
自分なら克服できるという自尊心はありですが、自分は自分と何もかもを無条件で受け入れる姿勢は要注意でしょう。
失敗した理由にも目を向けてみると、そこに成長するきっかけが見つかるとも言えます。