ガッチリマンデーで
毎週日曜日の朝に放送されている「ガッチリマンデー」は、経済ニュースを気楽に観られる番組です。
今週の放送では、大阪にある水産業で過去5年間の離職者0という話題が紹介されていました。
特に水産業での離職率が0というのは驚異的らしく、その内容が注目されているそうです。
そして、離職率を0にした理由が、「遅れます」「休みます」の連絡を会社側から禁止したこと。
ある日、始業時間に出社したのは一人でだけで職場は閑散としています。
15分、30分と経過するにつれて従業員たちが顔を出し働き始めます。
しかも、嫌な作業は事前に会社に伝えておくことや、従業員同士での交流を奨励していないなど、興味深い内容です。
ただ、会社の人間関係にはパターンがあって、新人は何かと先輩に合わせる習慣があり、それが社内の派閥などにも繋がって、仕事そのものよりも付き合いが面倒になるケースもあるでしょう。
そこで、働く理由が「稼ぐこと」なら、それ以外の余計なストレスを排除しようというのが、この紹介された会社の方針かも知れません。
「今日は休みたい」でも連絡するのは面倒だし、理由を伝えるのも気が引ける。
そんな日は連絡しないで休めたら、それはストレス発散にも繋がります。
一方で、仕事をしないとお金が稼げないので、休んだら働きに行こうと思うのもあって、離職にはならないということみたいです。
いやいや仕事に行くという時代も終わって、それこそ誰もができる仕事を好きな時にできるというのが今っぽい働き方になるのかも知れません。
なんだか、フリーランスっぽい働き方です。
でも、そうなっていくんでしょうね。