中高年の気づき 「自分なりに生きる」しかできないと分かった!?

YouTube チャンネルの登録者数が…

東京03の人気コントの中から印象的なシーンを見つけて、「イラスト化」させてもらっています。

視聴される回数も増えつつあるのですが、登録数には簡単に結びつきません。

根っからの東京03ファンの方たちからすると、リアルを目指している「イラスト」ほど、誤って視聴してしまい、「何だ、絵かよ!」とご迷惑をお掛けしていることも要因でしょう。

サムネにひと工夫すると、また違うのかもしれませんが、その辺りの改善は今後の課題でもあります。

上手く登録者数を伸ばしているチャンネルも

改めて思うのですが、例えば芸能人のように知名度も人気もある人が新たにチャンネルを開設すると、無名のこみちが手探りで運営した成果を「1分」も掛からずに抜かして行くことが起こります。

「一瞬だなぁ」

手探りとは言え、約2年掛けてあれこれと進んだ過去も、ある人には「秒」の世界です。

つまり、人生が100年時代になって生きた年数は同じだとしても、人によって得られる結果は10倍、100倍と差が出ることも珍しい話では無いのです。

例えば、こみちが描いている「イラスト」を見て、「上手いなぁ」とか「よくやるね」と思う人がいて、自分も絵が描けたらと思う人がいるかもしれません。

でも、こみちレベルの絵ですら、何年も練習し続けた結果であって、今のこみちから「絵」を抜き取れば、自分らしさの半分を損なうくらいの割合です。

言い換えるなら、活躍されている方々も、過去にもっと大変な苦い経験や挫折を経ての「今」なのかもしれません。

結果だけを見て「羨ましい」と思うよりも、「きっとたくさん努力されたのだろう」と思うようになりました。

すると、伸び悩んでいたチャンネル登録者数も、結果を焦らずにボチボチ自分らしい速度でいいと思えます。

絵を見てくれた方々から、高評価や低評価、さらにコメントまでもらえること自体、改めてとても有益なことです。

アップしても全く視聴されないケースも、イラスト系チャンネルでは多く、こみち自身も開設から一年くらいは、「無反応」という状況が続いていました。

こみちにとっては、それこそ絵を描くことも、文章を書くことに近くて、頑張ってすることではなく、自身の感情や記憶を整理する作業で、描き終えることで得られる満足感や達成感がモチベーションになっています。

今、東京03のコントシーンを頻繁に描かせてもらう理由は、彼らの作る世界観が好きということもありますが、人物画として大切にしている「その人らしさ」を描くモチーフとしても好条件だからです。

コント故に少し大袈裟なアクションや表情を見せてくれることで、まだ微妙な違いを描けないこみちには、比較的描きやすいとも言えます。

事実、描く中で少しずつテーマも変化していて、最初は「似顔絵」だった目的から、「人物描写」へと変化しました。

特に、「感情を描く」ことに憧れていて、そのためにはただそっくりに描くだけでは到達できない領域があります。

そこに行くための試行錯誤を今はしていて、完全に趣味なのですが、今は生きる目的にもなっています。

将来に対する不安が無いと言えば嘘になりますが、ある意味でこみちはそうやって生きることでしか生きる意味や目的を見つけられません。

ここでも「応援してください」とは言えない部分もありますが、こみちだけではなく、誰もが自分なりに努力している訳で、それがすぐに成果として表れる人もいれば、こみちのように、3年、5年と長期戦になる人もいます。

結局は、「自分らしく」しかありません。

他人と比べても、仕方がないからです。

今日も許される限りは、自分のために時間を使って生きてみようと思います。