「十代で考えるべきこと」を中高年になって振り返る!?
中高年になって、例えば月々30万円の収入源を確保できれば、日々の生活は一変すると言っていいだろう。
もちろん、上を見ればもっと良い暮らしが存在するけれど、工夫次第でそれ以上の豊かさに囲まれることができる。
一方で、月々の収入が0円に近くなると、何かしたいと思いついても行動に移すことができない。
身近なことで言えば、スーパーマーケットに行っても、「食べたいもの」ではなく「安いもの」を探す生活に追われてしまうからだ。
だからと言って「お金」がすべてではなくて、自分が理想としている生活が「いくらで営めるのか?」を早い段階で試算できるようになっておけば、これからの努力と頑張るタイミングが自然に身につくはずだ。
つまり、十代で考えるべきは、「将来の職業」ではなく、「どんな暮らしをしていくらでできるのか?」を調べておくことだろう。
「インターネット」を理解しておく
ここでいう「インターネット」とは、技術的な意味ではなく、「データが転送される」という原理の部分。
例えば、漫画家、小説家、投資家など、データ転送だけでも完結できる職業を選ぶと、日本国内、いや世界のどこに居ても生活を保持できる。
将来、憧れる海外で生活したいと思う場合、現地で働く方法を考えるのも一つではあるが、例えば先に挙げたような場所に制限されない職業に就けば、それこそ居住地の自由度は格段に高まる。
「サラリーマン」と「自営・自由業」の違いを理解しておく
「サラリーマン」として評価されるためには、予め定められた「基準」にどれだけ近づけるのかに尽きる。
つまり、学歴、資格、職歴など、それ自体では稼げないけれど、「基準」になるものに近づくには有効とされる。
一方で、自営業や自由業のような働き方は、病気やケガ、老化現象なども含めて人が人として考えるべきリスクについても自己責任となる。
ある仕事を頼まれた時に、もしもそれが満足なレベルで完成できなかった場合、サラリーマンなら上司に呼び出されて、激しく叱責されるだろう。
会社に大きな損失を被れば、左遷なども起こり得る。
では自営業や自由業で同じことをしたらどうなるだろうか。
もう左遷などの話ではなく、廃業に追い込まれる可能性がある。
つまりそれまでの経験や実績も、ミスによって「一発退場」が起こり得るのが「自由に生きる」裏返しということだ。
そして、一般的には35歳くらいまでならサラリーマン(正規社員)になれるが、それ以降は段々と希望しても採用されなくなってくる。
つまり、20代、30代の時にサラリーマンを選ぶからこそ、40代以降もサラリーマンという選択肢が残されている。
ということは、いきなり自営業や自由業を始めて、30代で行き詰まる生き方ほど大変な生き方はないということもポイントだろう。
「親ガチャ」という考え方
例えばサラリーマンになるという選択肢には、今どき「大卒」は必須かもしれない。
というのも、資格試験の条件としてまだまだ「大卒」を掲げていて、生きる選択肢を増やすためにも「学歴」が大切になるからだ。
その意味で、「教育」にあまり関心がない親の元に生まれると、どうしても「学習」に対するアプローチが減ってしまう。
ちなみにこみちの場合も塾や予備校には行かせてもらえなくて、進学したいなら自力で勉強することが求められた。
「勉強しているから凄い」という評価はなく、「テレビを観ても良いし、勉強をしてもいい」。
つまりどう生きたいのかは自分で考えて選択してきた。
昔でいう高卒認定や、通信大学などを選べば、意気込みさえあれば「大卒」の肩書きが手に入る。
例えば東大のような一流大学を出た人は社会でも期待される人材ではある。
しかし、情報を収集し、自分で問題点を解決し、結果として「大卒」まで辿り着いた人を中高年になった世代からは高く評価されるだろう。
なぜなら、サラリーマンとして評価されるポイントの一つが「学歴」ではあるが、それだけでは「利益をあげられる逸材」とは限らない。
中高年くらいになってサラリーマンを辞めた時に自力で生きるという場面になって、「学歴」はそれほど役には立たない。
それとは別に、自分で問題点を見つけて対策を講じて解決できる人は、自力では難しい困難も仲間やサービスを上手く活用して乗り越えることができるだろう。
もう少し言えば「親ガチャ」でハズレの親も、しっかりと才能を伸ばしてくれる環境があったなら、もしかすると今とは違う人になっていたかもしれない。
苦手な分野が成長を妨げていただけで、それこそ「教育」の得意としている分野に被る。
「中高年の仕事探し」とは何か?
実は中高年になった人の社会的な評価はもうかなり固定されている。
その年齢まで取り組んでいなかった分野を未経験で初めて若い世代と同等に張り合うのは簡単ではない。
だとしたら、年齢を少しでも活かせる仕事から選んで、若い人にはない魅力を活かせるように考えるべきだ。
その答えが介護や清掃になるが、実際にはそれらも奥が深く、簡単な仕事ではない。
ただ若い人は他の仕事も選べるから、中高年でも採用される可能性があるということ。
例えば介護の仕事では「介護福祉士」という資格がある。
その資格があると稼げるとは限らないが、取得できる「資格」を取っていくことで、自分の社会的な評価を少しでも変えることができる。
その意識を示せることに意味がある。
十代の時に気づいていれば尚よかったことだが、社会でどう生きて行くのかを理解するからこそ、それに合った行動をすることが求められる。