中高年の独り言 「結局は…」

 昨日の夫婦喧嘩も落ち着いた!?

今後のことを考えて、簡単に「離婚」という選択を選べないことは理解しています。

だからこそ、愛情が薄れても、日常生活を淡々と続けることになります。

結婚して20年以上が経過しているのですから、「居ること」が当たり前になり過ぎて、「居ること」に特別な感情もありません。

でも、居なくなれば大きな選択をしたと思う時が来るでしょう。

今回、「もう別々の未来でもいいんじゃないか?」と言ってしまってもいいくらい、二人の関係は昔と同じではありません。

しかしそう言わなかったのは、「大人の悪いくせ」で決断することを回避したという話です。

今朝は…

今朝もこみちは朝5時に起きて朝食を作りました。

昨夜はどことなくぎこちないまま、でも夫婦なのでそれなりに時間を過ごし、今朝も「おはよう」とあいさつすることから始まりました。

しかし、食後に歯磨きを妻がし始めて、こみちは遠慮して自室に戻ろうとした時に、「磨く?」と声を掛けてくれました。

たわいのない話題をしながら、それぞれ少し離れた場所で歯磨きをして、順番に自室へと戻ってきます。

そして、落ち着いたと思った頃に「だから一緒に歯磨きしたくなった」と妻が不満を言い出したのです。

「後ろから煽られるから、しっかり磨けない」とさらに言います。

なのでこみちも、「だったら声を掛けなきゃいいのに。そんな風に言われたらこっちもストレス溜まるわ!」と言い返し、それからは昨日と同じ雰囲気に戻り口をきくこともなく、別行動です。

きっと二人は終わっている!?

結婚して20年以上の時間が、どれだけ今後の決断を先延ばしにできるのかということでしょう。

もしも、違いに気になる異性でもいて、その人との時間が心地よいと感じたら、もう「離婚」を選ぶに違いありません。

それくらい、休みが重なる日は気を使いますし、憂うつです。

どこかでランチを食べるとしても、不意に聞きたくない言葉を聞き、そこに気持ちが揺さぶられて不快になるくらいなら、別に行動した方が賢明です。

しかしそうなれば、「夫婦」であると言う形をどこまで保つ必要があるのか、大人なので「

同居人」として特に感情も持たないで過ごせばいいのかと思ってしまいます。

これまでも夫婦ケンカをしましたが、ケンカしてまたケンカするまで1日も持たなかったことはなかったでしょう。

むしろ、一緒にいると嫌味を言い合うような関係になり、一緒にしてはいけない間柄になりつつあります。

妻は寝室にこもっているので、部屋から出てくるまでこちらから何か言うことはありません。

昼食の頃になって買い物に行くとかになった時に、一緒に出かけるのか、一人で出掛けるのかと言うことですが、先にこみちが無言で出かければ、それで今日も一日、お互いの生活ってどうなのかとそれぞれが考えるのでしょう。

正直なところ、もう二人の気持ちは終わっています。

でも、夫婦なので「今」があって、また別の意味で惚れ直すことがあれば昔のような関係に戻れるかもしれません。

しかし、昔と違うのは、相手を尊重し尊敬しようと思う気持ちが薄れ、「それぞれの生き方でもいい」と感じるようになって、歩み寄るきっかけも価値も見出せなくなっています。

妻は仕事もあって、稼げています。

心を壊し、ハローワークに行って居るこみちとは経済力が違います。

仮に朝食を作ったとしても、お金を出せば食事などどこでもできるので、恩を感じることもないでしょう。

「そんなことよりも稼いで欲しい」と言う本音があって、稼いだら「家事もして欲しい」と思うでしょう。

結局、人は楽が好きで、面倒なことは誰かにして欲しいのです。

でも、朝食を作り、食べたら皿を洗っても、満足できない人には不満があります。

今日は大丈夫かなぁと思っていたのですが、妻が部屋から出てどんな態度を取るのかにもよりますが、買い物くらい一緒に行くのか、別に過ごすのか、口も利かずに不仲を続けるのか分かりません。

今のこみちにとって、妻といる意義は10%以下になっているでしょう。