「資産を2倍に」を9回繰り返せば
まず、これからの時代、幅広い意味で「投資」は不可欠だと思います。
「幅広い」の中にはよく言われる「資産運用」も含まれますが、「自己投資」なども同様です。
これは揺るぎない事実だと思うのは、「真実は裏切らない」ということ。
つまり、知識や技術を習得したことが無駄になることはないでしょう。
しかしながら、安易な意味で「知識や技術」を捉えるのは危険です。
具体的な指針を示すなら、最短で「3年」、長い目でみたら「10年」を一括りに考えるべきだからです。
多くの資格試験で実務経験を求めるような場合、3年くらいの専門的な学習を課しているのも、一般的にそれくらい学ぶことで一定の成果が見られると言えるからでしょう。
どっぷり学んで3年なら、仕事をしながら計画的に学ぶようなパターンでは、5年、10年という期間を設定しても不思議ではありません。
まず、それくらいのボリュームなのだと理解した上で、「投資」を始めることです。
「株価が2倍になる」ということは、理論上起こり得る話です。
しかし、「「給料が2倍になる」は起こり得ない」も嘘です。
1つにはこみち自身がアルバイトで確か1000円くらいで採用されて、その後に正社員となって、さらに一年後の交渉で、当初から見れば2倍以上になった経験があります。
とは言え、アルバイトで月額15万円の人が30万円になったという話なので、そう特殊ではありません。
ここで何が言いたいのかというと、「投資だから」ではなく「ニーズに合致した」から2倍になったということ。
例えば、100円ショップも20年前は今ほど繁盛していなかったでしょう。
その頃に「これからは100円ショップが儲かる」と分析し、その会社に投資できれば確かに株価も2倍以上になったでしょう。
しかしポイントがあって、「これからは…」と儲かりそうな会社を100%の確率で言い当てられる人がいたら、その人は自身で投資をして儲けるはずです。
わざわざ投資コンサルタント業として働くのは、「投資」そのもので儲けるよりも、「投資ノウハウ」で儲けた方が確実性が高いと判断したからだと思います。
なぜってこみち自身がそんな知識があったなら、「人に教えて儲ける」ビジネスはしませんし、人材育成の意味で知識や技術を伝えたいなら広告費を掛けて宣伝しないからです。
というのも、儲けたいと思ってあれこれ頑張っても成果が見られないというのが大半で、その中で一握りの人が幸運を掴みます。
100人いれば1人や2人。
つまり、10,000人集まれば、数名は頭角を現します。
これは「投資」という分野だけではなく、こみちが経験した「web」や「デザイン」、「介護」でも同じです。
中高年の方であれば、「自分など大した人間ではない」と思ってしまう時があるでしょう。
それは、その道の凄い人をどんな形であれ知っていて、「ナンバー1」という称号がどれだけ凄いことなのか経験的に知っているからです。
言えば、今の仕事である一定の目標に到達できない人が、「投資ならできた」ということも確率的には起こり得ますが、通常は同じような結果になります。
だからこそそうならないために何をどう変えなければいけないのかを最低でも「3年」掛けて学ぶべきだと思うのです。
ある投資広告のキャッチフレーズで、「元本を2倍にする」を9回繰り返せばいいという話があります。
「9回」もかなり大変なのは分かりますが、「2倍を9回続ける」って「約1000倍」にすることを意味します。
感覚として「100万円」という金額が明日から「100円」に感じてしまうというのと同じです。
1億円のマンションが、1万円で買えてしまう。
そうなるってとんでもないことだと思いませんか。
少なくとも、自分や隣り近所の人、さらに友人知人にも起きたら。
確実に物価が跳ね上がるでしょう。
なぜなら、「もう投資だけしていればいいじゃない」と、誰も地道に大変な業務などしません。
30万円では集まらないから100万円に給料を上げて、さらに商品の価格も何倍、何十倍にしないと採算が合いません。
つまり、「投資」で大成功できないのは不思議なことではなく、当たり前のことで、だからこそより確実性の見込める自己投資に力を注ぎ、今の仕事でさらに知識や技術を身につけて、自身の付加価値をアップさせながら働く訳です。
知識と技術が身につき、経営知識や人脈、資金まで整えれば、独立開業もできるでしょう。
しかし、YouTube でも「オワコン」という「終わったコンテンツ(不人気になった動画)」が話題になっています。
一回、注目されて時代に後押しされ、急浮上を経験すると、「生きるって簡単だ」と勘違いします。
しかしそんな好景気はいつまでも続きません。
しっかりと次の展開を見据えないと、それこそ「オワコン」になってからの落胆ぶりに人生の天地を見るでしょう。
でもそれって、広い意味で「投資」をしていなかったからではないでしょうか。
若くてキレイな人も10年20年と時が流れれば、人としての魅力も変わって当然です。
しかし、いつまでも「若い」だけに固執すれば、「痛い人」になるのはよくあるパターンです。
年に関係なく活かせるのが、「経験」や「技術」のような時間を使って身につけたことです。
だからこそ、「投資」も資産運用でも自己投資でもいいのですが、短期間でどうにかしようと焦らずに、しっかりと地に足をつけて身につけることが必須になります。
中高年の場合は、多くの人が働きながら、それをしなければいけません。
こみちのように根気も集中力も減少中の人は、大変に感じますが、そうすることでしか今を変えることはできません。
運の良い人は「1万円」を「1000万円」まで増やせます。
でも多くの人が同じことをしても失敗します。
だからこそ、「「投資」とは何か」を考えることです。
ポンポンポンと増やせるなら、みんなやってますよ。
失敗する時があるから、「儲け話」そのもので儲けようとする人が現れます。