中高年の回顧 「理想の結婚とは?」を掘り下げる

 「結婚」と「恋愛」は異なるのか?

田舎育ちのこみちにとって、隣り近所に住んでいた人々は年齢や性別、職業や家庭環境も異なっていましたが、今にして思えばそんなに違っていたということはありませんでした。

実際、「東京」を知って、そこにはいろいろな街があり、街に関わる人たちもさまざまです。

特に都内に本社ビルを構える会社で働くと、全国各地から集まった学生時代の驚きに、経済的、家柄、キャリアなど、もっと幅広い要素が加わりました。

田舎育ちのこみちにとって、「自分」しかなかったので、出会えた人、見るもの、感じたことはすべて新鮮で貴重な経験でした。

今の奥さんと結婚するまでに、数人の女性と縁がありました。

中には、女医や社長令嬢、大地主の箱入り娘と呼ばれる方とも知り合え、「この人と人生を過ごしたら」と考えることもありました。

女医の方は、共通の友人から「ちょっと行こう」と言われてある店に行き、そこで「はじめまして」で知り合いました。

また、社長令嬢は学生時代のクラスメート、大地主の箱入り娘は、勤務していた会社の人でした。

その意味では結婚した妻は、いわゆる「ハイスペック」な人ではありません。

でも良い人ですし、「結婚」を考えた時に一緒に生きていけると思えた人でもありました。

例えば、もしも先に紹介した女性たちと結婚していたら、今の生活とは全く異なっていたでしょう。

今も東京に暮らしているのかは定かではありませんし、夫婦であるのかも分かりません。

もちろん、今の奥さんとは異なる幸せを感じていたかも知れないでしょう。

「恋愛」は、出会った相手との関係に尽きます。

二人がよかったら、それで良いのが恋愛です。

「結婚」は、もう少し広くて、特に両家との繋がりが特徴でしょう。

結婚した相手に兄弟姉妹がいれば、いずれ家族としての付き合いが始まり、姪や甥ができれば、その時々に祝い金をやり取りすることにもなるでしょう。

その際、1万円で良いのか、3万円なのか、はたまた5万円は出すべきだという相場があって、生活水準が異なると親戚付き合いも楽ではありません。

恋愛には家柄など関係ありませんが、そこから一歩踏み出すと親目線から言えばそう言った意味でも「結婚」は別物です。

個人的に「同棲」することは否定しません。

しかしおすすめしたいのは、「恋愛」からの「同棲」ではなく、「結婚」を見据えた「同棲」の場合だけです。

才能がある人なら、家柄など関係なく、のしあがって行けます。

しかし通常は、社会に属しながら生きているので、世間的な評価無くして出世は期待できません。

「理想の結婚」を手に入れるために

最低限の知識や技術がないと、それこそ明るい未来を迎えられる可能性も低くなるのは仕方ないことです。

その意味では、10代や20代の前半で、今後の人生に有益で活用できる「力」を身につけるべきでしょう。

その為の方法として、学力や技術を学ぶことが大切だと分かります。

しかし注意したいのは、「学力」そのものでは生きる糧にはなりません。

もう一歩踏み込んで、その「活かし方」を研究することです。

一方で、家庭的に恵まれた人たちは、何か始めたいと思った時にすぐにできたり、必要な環境を揃えたりできます。

「活かし方」がポイントだとすれば、それだけいろんな可能性を試せるので、芽が出る可能性も高くなるでしょう。

こみちのように条件を整えるのにも時間と労力が必要な人は、一気に成功を目指すばかりではなく、自身に向いていることや成功までのプロセスを段階的に考えて、着実に実行することもポイントです。

恋愛から結婚へと、その途中過程も一緒に楽しむことができる人と出会えたなら、恋人から伴侶になっても楽しいでしょう。

しかしながら、長いとこの過程も10年とか20年と長丁場になることもあって、人によっては予め与えられることにそれだけ長い時間や努力を費やすのは大変にも感じるはず。

つまり、生活の不一致などが起こるのも、そんな理由があるのでしょう。