毎年悩む梅雨前の悪臭
関東も暑い日と寒い日、晴れと雨を繰り返し、体調を崩しやすい4月下旬。
この時期になるとエアコンが冷房、暖房共に活躍してくれる。
しかし、今年も稼働させてすぐに部屋中に立ち込める「悪臭」。
そうエアコン内に発生した「カビ」が、臭いの根源だ。
エアコンの臭いが発生したら
こみち家のエアコンが悪臭を発生させてしまう原因は、使ってそのままスイッチを消してしまうから。
つまり、冷暖房によってエアコン内に発生した埃や水分、油分などが熱によってカビが繁殖しやすい環境を作り出してしまうから。
できるなら使った後に、送風などでしっかりとクールダウンさせ、フィルターなど定期的なメンテナンスをしっかりと行うことが大切。
こみち家のエアコンは、ズボラなこともあって、そんなきめ細かなメンテナンスとは無縁。
だからこの時期、悪臭が発生してしまう。
そこでこみちは、半日の予定でエアコン掃除を実施することに。
一応、電気工事士の資格も持っているので、しっかりとコンセントを抜いて作業することは忘れていません。
単純に、感電したら大変ですから。
とは言え、毎年のことなので、先ずは部屋中の窓を開けて、エアコンの外カバーを開けて、埃まみれのフィルター掃除から始める。
先に埃を掃除機で吸い取り、風呂場でフィルターを水洗い。
その後、しっかりと乾燥させるまで、外に干しておくことに。
部屋に戻って、まずはエアコンを稼働させてみました。
思いっきり臭い。
というか、これだけ臭いと使う気になれません。
そこで、窓を開けて、しばらく暖房で動かすことに。
目的は内部の水気を少しでも飛ばしたいから。
つまり、エアコン掃除は晴れた日に限ります。
30分くらい別の部屋で待機し、様子を見に来ると、換気されていることもあって臭いも少し減ったような。
そして、ここからがいつものエアコン掃除となります。
エアコン掃除のポイントは3つ
1つ目は、フィルター掃除。そして2つ目が熱交換器の清掃。3つ目がシロッコファンの清掃。
エアコン掃除は初めてした頃は、フィルターと熱交換器の清掃だけでした。
いろんなサイトでも手順が紹介させていますが、市販のスプレーを掛けて、排気口部分にビニール袋をつけて回収するというもの。
回路部分に液体が掛からないように注意して行うことが大切。
最近、ネット通販サイトでも売っていますし、ドラッグストアなどでも手に入ります。
そして、ここ数年、特にしっかり掃除しているのが、シロッコファンと呼ばれるエアコンが空気を出すために内部で動いている筒状の部分。
ちょうど、空気が出てくるところから中を覗くと見える部品です。
以前は、ちまちまと綿棒で付着したカビを擦りとっていました。
設置から数年が経過したエアコンで、日ごろから清掃していない場合、シロッコファンの汚れ具合に目がくらむかもしれません。
先に言っておくと、根気と筋肉痛の覚悟がないなら、業者に依頼した方が絶対に安上がりです。
というのも、初めてシロッコファンを清掃した時、丸三日掛けても思うように綺麗になりませんでした。
というのも、頭上に設置されたエアコンの掃除なので、作業中ずっと両腕を挙げていなければいけません。
半日でもその体勢を続けていると、間違いなく筋肉痛になるでしょう。
しかも、シロッコファンは、隙間だらけなので、そこを細く小さな綿棒で擦っても、ひと擦りしただけで真っ黒になり、新しい綿棒が何本必要なのかと思いました。
今は、試行錯誤した結果、適度に柔らかいスポンジを使っています。
しかも、アルカリ電解水に少し浸してから、程よく湿らせて拭き取っています。
あくまでもこみち家ではの話なので自己責任で行って欲しいのですが、そうするメリットはスポンジなら洗って複数回使えるからです。
シロッコファンのヒダ部分を全体に拭き取るまで、約1時間。
今回は2時間掛けて、2周させました。
それでも完璧に綺麗になった訳ではありませんが、肉眼でみてヒダ部分の汚れは80%以上無くなっています。
しかも、その後乾燥させる意味もあって、エアコンを稼働させたのですが、明らかに臭いが軽減してくれました。
約3時間掛けて、エアコン掃除をしましたよ。
あとでもう一度、臭いの確認をしてみます。
これである程度、臭いが軽減できたら、時給1000円として3000円とスポンジ、スプレーなどを含めて、5000円くらいでできたことになります。
業者を使うと1万円以上ということもありますが、シロッコファンが完璧に綺麗になって、熱交換器のヒダ部分に埃が無くなれば、それだけエアコンの性能が回復できて、電気代にも嬉しい結果となるので、単純に金額だけで高い安いは言えません。
それでも、自分で掃除してみた人は、少し参考になったでしょうか。
繰り返しますが、清掃は自己責任でお願いします。