中高年の仕事探し 「日本特種ボディー」の経営戦略に学ぶ

キャンピングカービルダー「日本特種ボディー」

別のブログでは、キャンピングカーに関する記事や思いを綴って来ましたが、こちらのブログでは主に「中高年の仕事探し」に通じた情報を発信できたらと考えて運営しています。

その意味では、キャンピングカーやその製造メーカーについてこちらのブログで扱うことも少ないのですが、最近、ちょっとしたこみちなりの「発見」があって、その内容について触れてみたいと思います。

普段からキャンピングカーに興味が薄い人にとって、「家みたいな車」とか「高価な趣味」という認識もあるでしょう。

実際、こみち自身も現状としてキャンピングカーを所有している訳ではありません。

ただ、以前からオフィスとして「キャンピングカー」があると便利ではないかと考えていました。

そして、埼玉県に本社を構える「日本特種ボディー」は、いろいろなキャンピングカービルダーの中でも他社とは少し異なる手法でキャンピングカーを製造販売しています。

一番の特徴は、トラックなどで有名ないすゞ自動車と直接提携し、キャンピングカーづくりで欠かせない「自動車」部分の提供を受けていることでしょう。

言い換えれば、他社の多くのビルダーは一般車両やトラックの荷台を取り除いた状態の車を仕入れ、そこに手を加える形でキャンピングカーを製造しています。

一方、日本特種ボディーの場合、いすゞ自動車から販売するキャンピングカーに合わせた車として提供され、それはいすゞ自動車のメンテナンスサポートを販売している自動車と同等の扱いで受けられることです。

例えばを持ち出すなら、旅先で何かキャンピングカーにドラブルが起こった時に、車両部分の故障なのか、キャンピングカーとして架装した後付け部分なのかで修理行程が変わります。

一般的なキャンピングカービルダーの場合、先ず全国展開していない小規模な販売店では修理できる工場に運ぶのさえ容易ではありません。

なぜなら、架装部分ではない場合、さらに自動車修理へと移されるからです。

その意味では旅の長期的な中断や、キャンピングカー修理期間の長さなども現実的に問題視されるでしょう。

もちろん、日本特種ボディーならそのような問題が全て解決できるとは思っていませんが、キャンピングカーとしてボディーを自動車メーカー直々にサポートしてくれるので、車両購入時にいすゞ自動車の販売担当者も紹介されるという話を聞き、その意味がどれだけ安心できるのか理解できました。

日本特種ボディーのキャンピングカー

こみち自身も知っている日本特種ボディーのキャンピングカーとして有名なのは「新型サクラ」でしょう。

大きな車両になるとそれだけ居住性が高くなるのは当然ですが、国内使用の場合に問題となるのが旅先での駐車場確保です。

意外とキャンピングカーはキャンプ場に停めるものとは限らず、移動中にどこかの店などに立ち寄ることも多く、その度に駐車場を必要とします。

そのサイズの目安が全長5メートルという基準で、一般車両と同じスペースに止められるギリギリのサイズでもあります。

例えば新型サクラのボディーサイズは「全長5メートル23センチ」。

目安の5メートル以下ではありませんが、背の高いキャンピングカーの中ではかなりコンパクトな部類です。

もちろん、この新型サクラ以上にコンパクトな軽自動車タイプや小型トラックのキャンピングカーもありますが、居住性とのバランスを考えると実質的には最大サイズではないでしょうか。

また、最近の自然災害などを経験し、趣味としてのキャンピングカーばかりではなく、移動できる住まいとしてキャンピングカーに注目が集まっています。

そこで日本特種ボディーが新たに発表したモデルが「イーグル」という猛禽類の名前を使った一台です。

このキャンピングカーの特徴は、新型サクラ以上に悪路走破性を高め、ラフな扱うにも耐えるシンプルな構造に展開したこと。

その一つが、居住スペースへのアクセスで、靴のまま車内に入れる構造となっています。

そんな風に説明すると、少し意外に感じるかも知れませんが、雨降りの日や夜間時に屋外から車内に乗り込む際、最も問題なのは靴を脱ぐ場所でしょう。

一般的なキャンピングカーの場合、それこそ「土禁」だったり、人が一人立てる僅かなスペースで靴を脱ぎ履きしなければいけません。

特に雨降りで傘などを持っている場合を想像すると、出入りが頻繁に起こるキャンピングカーでは面倒になっていたはずです。

そして「イーグル」では土間のようなスペースを車内に設け、また直接トイレにも設定できるマルチスペースにアクセスできるので、靴を履いたまま乗り込めます。

キャンプ場でバーベキューをしている時に、トイレを使いたいいけれど靴を脱ぐのは面倒だと感じる時でも、イーグルなら簡単にことを済ませられるという訳です。

今回のメインはキャンピングカーの紹介ではない!?

この中高年の仕事探しを扱うブログで、キャンピングカービルダーを紹介したのは日本特種ボディーのキャンピングカーを知って欲しいからではありません。

日本特種ボディーの経営戦略に注目して欲しいと思ったのです。

実はこみち自身が気づいたポイントは、タレントのヒロミさんのYouTube チャンネルがきっかけでした。

簡単に「ヒロミ」さんのチャンネルを紹介すると、自動車やバイク、そしてタレント活動の裏側などを動画にして閲覧できます。

すでにご存知の方も多いと思いますが、ヒロミさんはとても器用でテレビ番組でもDIYの領域を超えて業者並みの工事までしてしまう人です。

しかし、ある動画の中で知り合いから一台のBMW社製のバイクを買って欲しいと依頼され、快く購入したのですが、その車両はもう何年も動かしていない代物で修理が必要でした。

思うにヒロミさんなら修理することもできたと思います。

しかし、彼が取った選択は、近所で営むあるバイク店にその車両を預けることでした。

その店は、BMWを専門で扱う店らしく、でもいわゆるディーラーではありません。

むしろBMWのバイクが大好きなオーナーによって営まれているショップです。

そして修理を全面的に依頼したことで、そのオーナーとも知り合うことができたのでした。

ヒロミさんのチャンネルを観ていると、もちろん彼の行動力や器用な一面も感心させられますが、人脈作りの凄さには驚かされます。

そして話は日本特種ボディーに戻るのですが、「キャンピングカーを作ってみよう」とビルダーを始めるのではなく、「自動車メーカーと提携する」という選択肢を選んだことに意義を感じます。

もう少し触れるなら、今、キャンピングカーも電気で稼働するエアコンや冷蔵庫、電子レンジなどが使用できます。

多くの家電を扱うには大きなバッテリーが必要ですし、今はキャンピングカービルダーでその容量や充電システムの開発に着目している流れがあります。

日本特種ボディーの場合、とても大きなバッテリーを搭載できるのは以前から変わりませんが、大型のソーラーパネルや強力な走行充電システム、さらに100Vの自宅用コンセントからでも急速充電できるように改良されています。

つまり、小規模なメーカーでは全てを手作りし切れないほど、キャンピングカーも車両から架装、さらに電気システムと、いかに専門分野を連携して製品化するのかが問われている時代。

「自社で頑張っています」というコンセプトも頼もしいですが、心強いパートナーを見つけて、前に進むことができれば、それは中高年の仕事探しにも通じると思うのです。

そんな意味で、日本特種ボディーというキャンピングカービルダーを紹介させてもらいました。