人の価値観が分からない!?
ストイックにこだわることで活路を見出そうとしても、それさえ簡単ではありません。
それでも他に名案も浮かばなくて、ひたすらコツコツと継続する状況が続きます。
しかし、世間を見渡せば、必ずしもそんなことになっていなくて、「もっと簡単に」「もっと適当に」と、自分が思っていることとは違う方法で活路が拓けているように感じます。
それに気づくと、やはりこみちも迷ってしまい、「今のままではいけないのかも」と続けて来た流れを打ち切り、特に根拠もないのに新しい方法に変えたりもします。
「なかやまきんに君」さん
YouTube で彼の動画を見つけてたまたま視聴しました。
共演者が好きな格闘家で「面白そう」と思ったからです。
もちろん、彼の存在は昔からよく知っていて、ボディービルが好きなお笑い芸人という印象が強かったです。
しかし、動画もみてすぐに、「こんな人だったんだ」と思いました。
テレビ番組などで拝見していた時にはそこまで分かりませんでしたが、とても思慮深く温もりある人に感じました。
ネタを見せる時に、他の芸人よりもどこか真面目に思えて、それが以前までなら「好み」ではありませんでした。
しかし、YouTube という自分が主体となるチャンネルでは、彼の存在感が輝いて見えます。
それはコラボしている共演者の表情を見ても分かります。
他の動画では見たことのない自然な笑顔があるからです。
きっと無意識に見ていても、その変化は視聴者にも「癒し」となるでしょうし、彼に対する印象をガラリと変化させてくれます。
どんな形であれ、こうして長く活動されている方は、こみちが知らないだけでとてもいい人なのでしょう。
「幸運」をつかみ取るパターン
才能に恵まれ、他の人よりも早く結果を出す人がいます。
しかし、そのまま進化しなければ、いつかそのポジションは奪われてしまうでしょう。
成功する人は、その「幸運」を長く継続させるために、次の一歩を模索しています。
格闘家として有名な「朝倉未来」選手は、それこそ最初は「やんちゃ」な印象で登場しました。
しかし、持ち前の才能で「大一番」を何度も勝ち抜き、上り詰めた印象があります。
ところが彼のファイトスタイルを見ると、最初と今ではベースこそ似ていても、技の威力も精度も格段に向上していて、それが偶然に手に入れた「結果」ではないことが想像できます。
つまり、「幸運」になる兆しを感じた時に、それまでの努力や準備を発揮させて、しっかりと「つかみ取る」ことができるのかがポイントなのでしょう。
青木真也選手が平田樹選手に伝えたかったこと
寝技が得意で、現役日本人選手最強とも表される青木真也選手ですが、その語り口や雰囲気で、少し怖い印象があります。
一方で、平田樹選手は、女子格闘技選手として活躍されていて、今後もチャンピオンになって欲しい選手の一人ですが、体調不良もあってしばらく試合に出場できていませんでした。
その態度に青木真也選手は不満顔で、平田樹選手も彼の言いたいことが分かる反面、自分の考えを貫く気持ちも出しています。
最後に「自分で全部をひっくり返せ」と青木真也選手が声を掛けるのですが、つまりは「結果」を出せれば誰も文句が言えないことを教えてくれます。
それはつまり、試合で負ければ周りからあれこれと批判が始まることも同時に教えているのでしょう。
平田樹選手は、少し前まで無敗選手だったので、周りからの批判や指摘にも「自分はこれでいい」と言い返せたはずです。
しかし、試合で不本意な結果になってしまえば、ある意味でこれまでのようなスタイルは貫けません。
それでもなお自我を通せば、今度は「孤立」や「孤独」を背にして進むことになるでしょう。
「格闘技という仕事は仕事。でもしっかりとプライベートも満喫させたい」と思う気持ちも当然です。
しかし、ベテランの青木真也選手にすれば、その気持ちを大切にしたいと思うあまり、最も大切な「チャンス」を失ってはどうしようもないと思っているのでしょう。
年齢差、経験の差と言ってしまえば、それまでですが、青木真也選手に近い年齢のこみちには、彼の伝えたかったメッセージがとても心に刺さりました。
同時にまだ若手の平田樹選手が、どこかで青木真也選手の気持ちを「彼だから」と、別人として感じてしまうのも頷けます。
きっと、平田樹選手も中高年になると「あの時の言葉は…」と気づくのですが、そこはまだまだ未来がある若手選手には想像できない部分かも知れません。
自己評価
こみちはとても悩んでいます。
欠点ばかりが目についているからです。
できないことや苦手なことをどうにか克服したいと焦ってしまいます。
しかし、他の人をよく観察すれば、みんなが全てにおいて「すごい」訳ではありません。
長所も短所になり、短所も長所になるからです。
ただ、継続しなければ始まらないことも多く、すぐに結果が出ないことも理解しています。
それでも、不安や迷いが大きくて、気持ちのブレは少なくありません。
時には目の前のことだけでなく、もっと根底の部分が気になってため息しか出ないこともあります。
不器用だと思いますし、チャンスをつかみ取れないとも感じます。
時に上から目線で語ってしまうこともありますが、どうか嫌な気持ちにならないでください。
どこかで焦っていて、何か真実や核心に触れた気分に浸りたくなっているだけだからです。
あれこれ言っても、なかなか思うようになりません。