勤務していた施設で「退職手続き」をして来ました!

 離れると決めたからこそ

辞めると伝えていたので、施設長も何だか和やかな雰囲気でした。

ただ言えるのは、施設に行くとやはり気持ちが動揺します。

なので、穏やかな様子に、まだ頑張れたのではないかと思う瞬間もありましたが、退職を決めたことは間違えていなかったと思います。

もう施設と距離を置くと決めたのだから、あれこれと言い訳しても意味がありません。

ただ、入職した時から事務職員の一人で、ずっと違和感を感じていた人がいたのですが、その人は挨拶してもほとんど反応もなかったのは残念です。

実はその人は、社会福祉士の有資格者で、つまりはソーシャルワーカーです。

介護士が利用者との直接的な関わりを持つなら、社会福祉士は利用者が使えるサービスを手配することが仕事です。

状況によっては、何でも十分すればいい訳ではありません。

しかし、こみち自身は叔母が入院していた時に、その病院に所属していた社会福祉士の方といろいろ話しましたが、正直言って対応に満足できませんでした。

一見すると、その業務は社会福祉士の担当範囲ではないと感じることもあります。

しかしながら、ソーシャルワーカーという立場である以上、背景や関係性として把握していないと動けなくなる情報も多分に出てきます。

「こういう時はできますか?」

こみちも介護士をしているので、できることを知りつつも、そんな言い方で促していたのですが、時々「それはできません」と予想外の返事があります。

「どうしてですか?」

「〇〇だからです」

「それを確認できたら、動けますか?」

ここでいう「確認」が社会福祉士の業務でなかったとしても、担当者に聞けばいいだけのことでも、絶対に自分からは動いてはくれません。

結果として、選択肢の内、不完全なものは全て排除し、条件が整った中で選ぶという仕事をします。

当然ですが、先に条件ありきなので、金額や待遇、立地などの面で望んでいた理想とは全く異なる結果になりました。

微妙な調整や手配を全くしないのが社会福祉士の業務なのか。

正直、そんな印象でした。

同様に、勤務先のその人も社会福祉士で、やはりレスポンスが悪かった印象です。

仕事できますオーラが凄くて、それは自身の領域から全く出て来ないからだとこみちは思っていたのですが、本人は周りで起こる様々な出来事が、自分の振る舞いから起こっているとは全く思っていません。

一方で、こみち自身はこれまでの思い出を振り返り、もう少し頑張れたと話ましたが、本音を言えば施設の運営は全体として数年前から確実に下がっていました。

なぜなら、老健という在宅復帰を目指す施設でありながら、入所者の大半は在宅復帰の見込みがありません。

さらに、在宅復帰に向けた家族との連絡や意思確認ができていないのか、自力で食べることができない状況の利用者が立て続けに入所されて、スタッフは食事の時間に複数名の食事支援を限られた時間内で終えなければいけない状況です。

当然ですが、スタッフの仕事量が増える一方で、しかも在宅復帰の話は進行していないので、負担が減ることはありません。

こみちが思うには、入所者との面談をする社会福祉士の担当者が、利用者家族に対して「在宅復帰前提で入所手続きをします」と言えないのかということ。

病状として早急に回復の見込みがない場合に、老健で引き受ける理由を聞かせて欲しいと思っていました。

何が言いたいのかというと、その社会福祉士の担当者は自身の決めた法則で処理をします。

預かった利用者がとても大変だとしても自分が世話するのではないので、担当者は痛くも痒くもありません。

そのミスジャッジは現場の介護士が負担します。

にも関わらず、どんなに現場が踏ん張っても、その担当者はその現場を見て反省することもないですし、さらに同じようなタイプの利用者を預かります。

「これ以上は負担が大き過ぎる」

そんな声が届くはずもなく、自分の仕事の不手際に直面しないままなのです。

今日、「ありがとうございました」と頭を下げた時も、チラッと見て頭さえ下げてくれませんでした。

いかにも仕事が忙しくて対応している暇はないという雰囲気です。

多分、その担当者が入所手続きをコントロールする限り、ミスをフォローするのは現場です。

かと言って、その人が施設の実績や評判を担保して働いている立場ではありません。

社会福祉士としての働き方は、制限的に考えると保守的な役割になり、無制限に動けば仕事量が倍々で増えます。

だからこそ、傾向として保守的な人が社会福祉士になると、動いてくれない場合が増えます。

先に連絡してくれるだけで解決できる場面でも、その場になるまで動かないので、タイミング次第で話が通らなくなることも少なくないのです。

今になってしまえば、どうでもいい話ですが、施設の顔となる人物が「介護」をどう解釈できるのかで、職場の雰囲気や防止できた離職者もいたはずです。

こみちが辞めると決める数ヶ月前、別の配属先で大量辞職がありました。

業務が回らないのではと思えるほどの人数が一度に辞めてしまったのです。

当時はその理由を考えることもありませんでしたが、ちょっとした声掛けによって雇用は維持できたりするものです。

とは言え、3年もの間、未経験のこみちを雇ってくれたことはとても感謝しています。

そして、施設を利用する人たちや働く人たちにとって良い場所であることを願います。

まだ実感できない部分もありますが、介護についていろいろ学ばせていただいたので、今は本当にありがとうございますと言いたいです。