「仕事」ってなんだ?
生活するために、食べていくために、子どもや奥さんを養うために、いろんな理由があって人は働こうとなる。
「月に〇〇円以上」という厳守されるべき金額がある場合、自ずと仕事探しも内容ではなく「稼ぎ」で判断してしまう。
ただ、経験や実績を予め評価してくれる職種の場合、「未経験」は最も低いスタート地点から始めることになる。
例えば、3年前、こみちは介護業界に「未経験」で飛び込んだ。
その時の心境は、「合わないならやめよう」という一見するといい加減で、でもそれくらいで思わないと中高年からの未経験は「過去」も「自分」も捨てるくらいの覚悟が必要なので、赤っ恥をかかされることも多い。
「ちょっとそこを掃除してくれる?」
職場のまだほとんど知らない上司から指示を受けて、いきなり掃除をすることになった時に、どれくらいの時間で、どれくらいのクオリティーで掃除すればいいのかもわからないだろう。
「すいません。どれくらいキレイにすればいいですか?」
指示された内容を確認する意味で聞いた時に、「それくらいも分からないのか?」と言われたらどうしますか。
そこには「掃除ができるか否か」ではなく、その状況でも「頭を下げて従えるか」が問われます。
ある人は中高年だろうと、若い人だろうと「新人なんだから気にすることはない」と言ってくれるかもしれません。
要は何のために「働いているのか」を考えれば、職場での赤っ恥などどうでもいい話です。
例えば、3年経験した介護の仕事を探したとして、新しい職場もある程度の経験者として迎え入れてくれるでしょう。
未経験者や新人とは異なり、ある程度のことは指示しなくても状況を見て判断できるだろうし、必要なことは自主的に確認してくるだろうと思われるはずです。
さっきの掃除の場面では、「終わりました」と報告した時に、「〇〇した方がいいと思って、ここも〇〇してあります」と何か意図も同時に告げたことで、もしかすると当初の目的とは異なる場合でもすぐに否定されずに、「ここはこれくらいでも大丈夫ですよ」と教えてくれるでしょう。
つまり、指示通りできたかどうかではなく、経験者になると一定の評価や期待値が加わり、仮に入職したばかりであっても、相手の価値観だけで評価されてしまうことは少ないはずです。
もちろん職場はいろいろですから、それこそ相手などお構いなしに、言いたいことをずけずけと言ってしまうタイプはどこにでもいます。
ただここでのポイントは、年齢を重ねてくるほど、頭ごなしに怒られるような経験は仕事を継続させられない原因にもなりやすく、それこそ笑って流せないことも起こります。
YouTube チャンネル「ハンバーグ師匠」から
みなさんはYouTube の「ハンバーグ師匠」というチャンネルをご存知だろうか。
お笑い芸人の井戸田潤さんが中心となって運営しているチャンネルで、彼はそのチャンネルの中で自身を「ハンバーグ師匠」と名乗っています。
ここでお伝えしたいのは、中高年に該当する「ハンバーグ師匠」が動画内でどのように活躍されているのかという部分。
ハーレーダビットソンやハンターカブなど、個性的なバイクのカスタムやツーリングも企画されますが、動画内でいろんな人と関わっています。
先輩芸人や後輩芸人はもちろんですが、「ハンバーグ師匠」というネーミングからハンバーグの製造メーカーやファミリーレストランでの味比較など、アイデアの着脱点をいくつか設定しておき、そこから着想して動画撮影が展開されます。
もちろん、そんな前提以前に、井戸田さん自身がお笑い芸人として実績ある人なので、チャンネル運営がより魅力的なのは当然です。
しかし、こみちが仕事を探す時にも似たようなことが言えて、これまでの経歴や積み重ねをベースに仕事を探すことができれば、それだけ展開された内容は自身にとっても親しみやすいものになりでしょう。
一方で、中高年で初めてハーレーダビットソンを購入し、その乗り心地を淡々と語るだけの動画では多くの人からすぐには視聴されるものではありません。
ただそれでも「ハーレーダビットソン」という価値が、同じような目的や興味を持つ人を繋げてくれて、わずかでも視聴してもらえる可能性は残ります。
いずれにしても、中高年の仕事探しでは、当然ですが経験ある業界の方が評価を得られるでしょう。
楽しめる動画視聴も、ちょっと意識を変えて眺めてみると、これからの仕事探しに活かせるヒントが隠されていると思います。
風姿花伝の読書感想は後から
今、風姿花伝について書かれた本を読み始めました。
詳しい内容は改めて行うとして、こみちとしては「中高年からの生き方」を学べたらと思っています。
すぐに使えるテクニックのような知識も大切ですが、自身の生き方や方向性を考えられる指針のような経験も必要だと感じます。
折角の時間なので、読んでみたかった本にも手を伸ばそうと思ったということです。