満たされた「家」では味わえない感覚
近所の本屋まで自転車でブラっと行ってきました。
というのも、「風姿花伝」という本を探していたからです。
実はこの本、施設の利用者さんから勧められた一冊で、「キミは読んだ方がいい」と教えられたまま時が過ぎていました。
この「風姿花伝」は世阿弥が能の技術を解説した本で、現代におけるビジネスにも転用できるとして注目された一冊です。
さらっと「施設の利用者さんから」と言いましたが、高齢者の介護というとおじいちゃんやおばあちゃんの相手をすると思う人もいるかも知れませんが、少なくともこみちが勤務している施設では現役時代に学校の校長先生だったり、裁判所で書記官をしていたり、薬剤師などなど、それこそいろんな分野で活躍された方もたくさんいらっしゃいます。
つまり、高齢になってそれまでのことがどこか不自由になって来ただけで、考えていることや望んでいることは現役時代あっての「今」に過ぎません。
中高年になったこみちでさえ、彼らからすると「息子」みたいな存在で、それこそ話しているとあれこれといろんなことを教えてくれます。
特に「風姿花伝」を勧めてくれた利用者さんには、何かとお世話になっています。
本当の目的は「資格関連」の確認!?
介護福祉士の試験を終えて、それこそ資格取得の勉強は働くよりも気が楽です。
勉強することが苦ではないし、あれこれと調べながら進めていく作業は試験勉強に限らず、以前の仕事でも好きでした。
実際に気になる資格として確認したのは、「行政書士」「宅建士」「電験3種」「危険物取扱者」「ファイナンシャルプランナー」です。
それぞれの印象ですが、資格として基盤になるのは、「行政書士」「宅建士」「電験3種」でしょうか。
危険物やファイナンシャルプランナーの資格は、勉強して無駄にはなりませんが、別の資格にプラスしたり、アルバイト先での時給アップを狙ったりと資格本来の目的とは異なります。
行政書士、宅建士、電験3種はいずれも勉強する量と質がかなりのボリュームで、司法試験レベルではありませんが、「年単位」で考える必要があります。
特に電験3種は4科目それぞれのテキスト代が3000円で、スタートする時点で1万2000円の投資です。
まだ詳しくは調べていませんが、試験代も必要なら、合格後の登録代も用意しなければいけません。
介護福祉士の試験でも、受験代が約2万円弱、合格後の登録にも1万円くらい掛かるらしく、加えてテキストや問題集などを別途購入している人はさらに加算されます。
つまり、「介護福祉士になるぞ!」で実務者研修から受ける人は、10万円は準備しなければいけません。
「行政書士」という選択肢
行政書士というと市区町村の窓口や自動車の整備事務局など、行政関連の書類を扱うイメージです。
他に相続や会社設立などの手続きも行えるので、何かこれまでの繋がりがあるなら即戦力も可能でしょう。
それこそ「宅建士」とのダブル資格にすれば、「介護福祉士」との相性も良く、高齢者の介護ではなく、資産管理から終活までニーズがありそうです。
さらに資格としてよりも知識という意味で、ファイナンシャルプランナーの資格も活かせるでしょう。
とはいえ、行政書士も宅建士もかなり合格率は低く、しっかり勉強しないと合格できない資格です。
こみちの実力では、2つの資格を取得するのに最低3年は掛かるでしょう。
生活費を含めてその時間を費やす覚悟ができるか問題です。
「電験3種」という選択肢
初めて電験3種のテキストをしっかりと見たように思います。
印象としては、テキスト一冊がめちゃくちゃ分厚くて、勉強量が多いということ。
たださわり部分だけの印象で言えば、勉強する分野としては得意かもしれません。
しかし、某大学の物理学科に合格し辞退したこみちなのですが、今は数学も物理もさっぱり分かりません。
分数くらいはできますが、「微分積分ってどうやって計算するの?」って感じで、少し難しい思考になると頭から煙が出そうです。
何より、電験3種を取得した後が大切で、それこそビルメンテナンスを行う会社にでも入り、設備の管理や監督をする経験が必要になります。
以前も記事で紹介しましたが、本気でこの分野で生きるなら、5年後に電験2種を取得してこそでしょう。
でもそこまで頑張れるでしょうか。
ざっくりと10年コース。
不真面目なこみちでは資格こそどうにかなっても、今から10年コツコツと経験を重ねていけるかとても不安です。
介護福祉士になれる3年でさえ大変だったくらいなので。
でも、外に出て行動すると、やる気も出てきます。
仕事探しや自分探しなどで心が疲れた時は、ブラっと本屋を覗いてみると新しい発見があるかもしれません。
こみち的にはおすすめです。