「お金を稼ぐ」とは何か?
「お金を稼ぐ」ことと、「仕事をする」を等しいものと考えるのは、こみちと同年代やそれよりももっと年上の方々だろう。
一時期流行った「セドリ」も、そもそもは製造から販売、卸の中間業者として利益をあげるビジネスに過ぎない。
生活のほぼ全ての商品は、どこかで何らかの卸業者が中継ぎをしている。
事実、「直販」というセールトークで、この中継ぎマージンをカットし、消費者へ低価格で商品販売を行うスタンスも存在する。
いずれにしても、「稼ぐ」にはどこかで何らかの「価値」を築き、その代償として「利益」を確保することになる。
全くお金が動いていない場所で儲けるには、自身が自ら価値ある商品やサービスを生み出し、それを求めている相手に買ってもらうことで利益となる。
どんなに稼ぎの良いと言われる人だとしても、「利益を生み出す環境」にありつけないことには何も始まらないということだ。
「YouTube 」の登場で
こみちはキャンピングカーが好きで、今はコロナ禍もあって出掛けないが、幕張メッセなどで開催されるキャンピングカーショーにも足を運んだことがある。
もちろん、入場料を支払い「客」として会場に入ったのだが、今なら自前にカメラで撮影し、それをコンテンツとして「YouTube配信」すればビジネスにもなり得る。
改めて説明しなくても、YouTube で稼げる仕組みは皆さんもご存じだろう。
あえて説明するなら、「コンテンツ視聴者に特定の広告をPRする」という「価値」を代行して利益にしている。
ビジネスという意味で言えば、映像そのものにこだわる前に、「PRの代行」という利益発生の仕組みに注目することだ。
例えば、新車発表会をメーカーが企画した時、当然、告知したいセールスポイントがいくつかある。
テレビや雑誌紙面等で広告掲載する場合、制作会社はめメーカーの意向を聞き出して、それを魅力的に表現して制作代を受け取る。
では、YouTube で動画コンテンツを作る場合、メーカーの営業マンに声を掛け、その車の魅力を説明してもらい、少しでも商品のPRに貢献すれば良いのだろうか。
面白いもので、YouTube の収益は再生回数と連動しているから、メーカーの広告を見て本気で購入したいと思っている人も、何か別の目的で思わず観てしまったという人も、「1回」は同じなのだ。
その意味では、メーカーのPRしたい内容だけをYouTube で展開しても、そこに集まる人はメーカー公式の動画コンテンツの方が観たいはず。
つまり、メーカーにとっては「少し言いたくないなぁ」と思う部分まで触れて、それがどのくらいデメリットなのかにも触れることができたら、そこには他の動画にはなかった価値が盛り込まれる。
キャンピングカーの紹介で、キャンピングカーショーに並んだたくさんの台数を舐めるように撮影し、時々アップにして「この車は…」と公式サイトから引用した情報を説明しても、見る人にはあまり有益な情報ではないことが分かる。
個人的にキャンピングカーで最も知りたいのは、実際に出掛けた時にどんな風に使いやすいのかということ。
一般車との走行や駐車のしやすさ、さらには停泊地での利便性など。
それは空き部屋の不動産物件を見ても、住んだ時の印象が想像できないように、ある程度、全体の雰囲気が分かれば、その利便性と価格のバランス次第で購入希望者を集められる。
しかし、忘れていけないのは、メーカーのための動画コンテンツではなく、広告を代行させるための動画コンテンツだということ。
繰り返し観てしまうコンテンツとは何か?
こみち自身が何度も観てしまうのは、「格闘技」と「キャンピングカー」それに「ネコ」の動画。
動画を観て何か楽しみたいと画面を見入るというよりも、ちょっとした空き時間に思い出したように再生してしまうのが「ネコ」なのだ。
それを観て、「ふふふ」とにやけてしまう良さはもちろんあるのだが、勉強になるとか、新しい情報が得られるということではない。
でもそれで「1回」になることを理解したい。
例えば、修学旅行で「東京」を訪れる学生は後を絶たない。
生まれて初めて「東京」に来て、例えば半日のフリータイムでどこを見たら東京を感じられるだろうか。
「情報」を端的に紹介しても、土地勘がないと移動手段が手間だったり、その移動時間が思いの外長いということもある。
つまり、持ち時間6時間で、一回のランチ付きという条件で、どんな観光ができるのかを紹介するというコンテンツだ。
別のアイデアは、「ズバリ100キロ」という動画。
これは先のサンプルのアレンジだが、もっと初心者でも撮影しやすい。
チャンネルのメインテーマは、自転車でちょうど100キロになった景色を撮影するというもの。
感動的なオチというよりも、「一体、どこに行くんだ?」という片手間の視聴を狙っている。
もっと大規模にするなら「サイコロ双六全国版」というチャンネル。
企画内容は古典的で、サイコロを振って各駅停車で移動して行くというもの。
ポイントは使用するサイコロをある程度大きなものにして、リックの後ろにでもぶら下げて移動すること。
最初は知名度が低く、それに気づくこともないが、段々と視聴されるようになると、いい意味で「サイコロ」がマスコットになってくれる。
最後は「母を訪ねて3000里!?」という企画。
こみち世代の方なら記憶に残っていないだろうか。
マルコ少年が母を探して大冒険するアニメがあった。
それに近いもので、例えば「ケンさんを探す」という回では、ブラっと訪れた旅先で、「あなたの知っている「ケンさん」を紹介してください」と話し掛け、その人物に会うというもの。
これは個人よりもテレビ番組の企画内容かもしれない。
バージョン違いで「ジャスト100円」というチャンネルで、税込み100円の商品を街歩きして探すというもの。
これなら出演交渉も無いので、簡単に始められるかもしれない。
お金を稼ぐというと、何か難しい勉強や経験が必要に思ってしまう。
でも「稼ぐ」ということを掘り下げて行くと、「ちょっとした工夫」なのかもしれないと行き着く。
今回は、こみちも初めてみたい「YouTube チャンネル」の新しい企画を考えてみた。