叔母の件で父親にも認知症状が出ている!?

 叔母の入所が決まりそうです!

こだわりの強い叔母も、少し状況の変化に気持ちが揺らいだのか、長年住み続けた街を離れてもいいようなことを言い出しました。

ただ、それだけでことが済むはずもなく、何をするにも手続きやらお金やら、叔母にできないことはこちらからの持ち出しです。

また、現時点では「訴訟」もあるので詳しくは書けませんが、高齢者の生活には介護のみならず、法律に関する知識もないと太刀打ちできません。

もちろん、時間を割くことや私財を使わないと叔母のような高齢者を施設に入れることもできません。

「まぁ、いろいろしてくれるなら入っても良いかも」

そんな風に言いますが、それを叶えるには数十万円の資金が用意できないと始まりません。

父親の現状

叔母と同じで、少し難しいことや厄介そうなことになると、「もう分からない!」「代わってくれよ!」と言い出します。

とても残念なことですが、叔母の入所の件でも、それを言い出しました。

「お父さん、妹のことだよ!?」

そんな風に言い聞かせても、癇癪を起こせば自室へと逃げ込み、数時間出てきません。

未だに朝昼晩の食事時間にはきちんとリビングにいて、真っ先に用意されたご飯を食べ出します。

みんなで揃って食べるという習慣もなくなり、お腹が空いたら勝手に食べ始めるのがルールになりました。

「ちょっといいかな?」

入所の件で相談に乗ってもらっている地域包括支援センターの担当者から届いたメールを父親や母親にも伝えるのですが、なぜか父親はテレビの前で横になったまま、「聞いている」と答えます。

なぜに担当者とメールで情報交換しているのか、すでに理解できていないようで、電話しても父親が全く出ないということで周りが動いているのに、なぜかいつの間に「聞いてあげる側」になっています。

自分はまだ認知症ではないし、老けて見られたくないと言う割に、朝から晩までまで一日中テレビ漬けです。

怒れば拗ねて、放置すれば一番夜遅くまで洋画系のドラマを見続けます。

きっと、もうストーリーは追えていないでしょう。

少し前までは時代劇や邦画系ドラマも観ていましたが、今では話が分からないのか、一切観なくなりました。

そして、今、妻と母親で父親の薬を朝昼晩に分けています。

というのも、飲み忘れたり、別の薬を間違えて飲んでしまうことが増えて、一人で薬を飲むことができていないのです。

認知症というと、もっとことが深刻に思えますが、自宅で始まる認知症状は日常生活が段々と送れなくなる中で気づくのでしょう。

叔母のあとは、父親の介護認定です。

でも、父親自身は叔母ほどではないと思っているみたいで、家族から見た印象とはズレています。

場合によっては、まだ早いとは思いますが、特養のような施設も考える時になりました。

もう今の雰囲気では働くという方向には向かいませんし、父親が今の生活を改めるイメージも浮かびません。

施設入所はまだ先としても、週に何度かデイサービスなどに通って欲しいのは目下家族の課題です。

実は母親にも異変が…

母親もストレスからため息が増えましたし、何より母親も話が理解できなくて、訳がわからないことを言い出したりします。

こみちが薬のことを言い出したのですが、妻がこみちの様子を見て、代わると言ってくれました。

正直、どうなるのでしょうか。

それくらい、これからに希望が持てません。