認知症を疑ってしまう父親の言動
叔母が住んでいるアパートのトイレを詰まらせたのか、下の階の住人からクレームが来ました。
当然ですが、父親のところに不動産屋と地域包括の担当者から連絡が来て、父親はただただ「怒っています!」。
怒った理由は、叔母の失敗をなぜ自分が保障しなければいけないのかという部分。
そもそも関係ないと言いたいのでしょう。
さらに、施設入所で準備する予算は、いろいろな雑費や手付け金を含めると70万円以上が必要です。
そこで、母親からみんなで一緒に住むのはどうかと提案があり、叔母には自宅を住まいとして、デイサービスなどを利用してもらうことも検討しようと持ち掛けられました。
ただその世話をするのが、父親の役目だと母親は言うのです。
挙げ句の果てには、こみちの自宅を改装して、手すり付きのトイレなど、歩行が困難になった叔母のために準備しようとも言います。
ところが、父親は母親の提案に、「勝手にすればいい」とか、「オレは支払いをしない!」とか言い出して全面拒否。
理由根拠を訊ねても、明確な回答は話してくれません。
なのに、「ハイ、もう話し合いはおしまい!」と言い出して、勝手に輪から抜け出そうとします。
思わず母親も「座って」と肩に手を伸ばして押さえます。
それこそ、家族会議は2時間以上になっても、話しの結論は出ません。
というか、父親が決断しないのです。
事実、この話は叔母の件ばかりではなく、今後の父親たちのことでもあるからです。
一日中テレビを観ていたいと思っている父親は、話す言葉や態度に子ども返りのような幼児語が見られるなど、時にこちらが不安になるほど甘えた声を出します。
家族会議が終わって、もう12時を過ぎていますが、父親だけはリビングのテレビの前を陣取り、眠くなるまで洋画を見続けます。
今後の出費を考えたら就活して欲しいのに、一向にそんな態度を見せず、いつものらりくらりでテレビを見ているだけです。