どうすれば「楽しく生きられるのか?」を考えた!

 「楽しく」を掘り下げるために

少なくとも、「楽しく」が自分にとって良いものでなければいけない。

無理をせずに、自然とできて、それを続けることに特別な苦痛を伴わないなどなど。

でも、案外、そんな風に言われて、「自分は何が好きか?」と自問自答してみると、「これだ!」と答えられない人もいる。

こみちの場合、それが「絵を描くこと」だと思う。

なぜって、絵を描くことなら、それこそ一日中だって、毎日だってできそうだ。

ただ、いわゆるイラスト制作の仕事になると、クライアントがいて、相手の意図を汲み取り描かなければいけないから、また話が違ってしまう。

こみちが思う「楽しく」の意味でいう「絵を描くこと」とは、日常生活で出会う描きたいモチーフを自然な気持ちで絵にすることだ。

今、テレビでは所さんの「目がテン」を観ているのだが、今回のテーマは鉄道橋で、いろんなタイプの橋を構造的に検証しながら解説してくれる。

それを観ていて思ったのだが、「鉄道橋」というテーマ掘り下げれば、そこに同じく興味や関心を持ってくれる人が現れる。

特に、興味を持ってくれる人が、仕事や家庭の事情で今は「楽しく」だけを続けられないなら、それを代行することにもなる。

ラーメンが好きな人、アイスクリーム、車などなど、いろいろ分野に人は興味を持っている。

つまり、今から始めるなら、誰かの「マネ」をするよりも、実は自分が好きで、誰かもそう感じていることなら本気で深掘りすることもできる。

テーマの探し方

難しく考える必要はない。

スキルとか豊富な知識と、始める前から考える必要もない。

例えば、使っているフライパンが焦げ付くようになって買い替えに迫られたなら、その事実から掘り下げられないかを考えればいい。

最初に思いつくのは、焦げ付きにくいフライパンを探すつもりで比較、評価するような流れだろう。

一方で、調理方法を深掘りするのもありだ。

さらには、「焦げる」を自分なりに分析してみるのもある。

もちろん、難しく考える必要はない。

楽しくできると思うことだけを選べばいい。

つまり、面白くなさそうと思ったら、別のテーマを探そう。

どう伝えればいいのか?

自分が感じたことを「どう伝えるのか?」も重要になる。

こみちのように、絵を描くことが好きな人はそれを活かせばいいし、文字や映像というツールなら、比較的簡単に始められる。

文字を使うなら文章や単語に興味を持てばいいし、映像を深掘りするならYouTube にも無数の撮影方法を紹介しているコンテンツが溢れている。

今という時代

こみちのような中高年世代なら、「終身雇用」という言葉を耳にしただろうし、学校を卒業して就職した会社で定年まで勤め、老後は年金で悠々自適に老いていくというのが理想的な暮らしとしてあった。

でも今は、転職経験のある人も増えたし、何よりも会社員となって経験できること以上の経験が可能にもなった。

そこには、SNSをはじめとした「共通した興味」を持つ人と繋がれるようになったことで、「楽しく」を趣味ではなく、仕事にもスケールアップできる時代を迎えた。

今の仕事が楽しくないと感じる人は、「なぜ楽しくないのか?」をまずは掘り下げるといいだろう。

なぜなら、その理由を克服できれば、続けてきた今の仕事で「楽しく」を実現できるからだ。

一方で、どうにも馴染めないと感じる人は、身の回りの中から「楽しく」に繋がることを探し始めるといいだろう。

こみちはまた、本が読みたいと思うようになった。

読みたくなると数冊を連続して読み、またマイブームが去っていくという繰り返し。

だから、「読書」を今まで説明した「楽しく」には加えられない。

確かに楽しいけれど、ずっととなると苦痛にもなるからだ。

でも、読書なら飽きないと思える人なら、その「楽しく」をどう伝えることができるのかを考えることで、今までとは違う生き方に出会えるだろう。

絶対に身につけるべきスキル

ここで紹介したいスキルは、「計画を立てる」ということ。

計画を立てるというのも、「楽しく」の一つになるくらい奥深いものだが、簡単に言えば夢を実現させるための手順書を作るということ。

いきなり初めて、すぐに誰かから興味を持ってもらえるものではないから、一人でもコツコツと楽しむことができるような流れで考えることだ。

案外、嫌なことを言うのは簡単で、でもポジティブな方向に発展させるには、いい影響をたくさん受けることが必要だ。

「それはどんな風に楽しいのか?」を共感してもらうために、どんなアプローチで取り組むべきかを考えるスキルがあると、格段に「楽しく」を叶えられるチャンスも増える。