「メタバース」を知ってましたか?

 「メタバース」って何?

こみちと同年代の方であれば、2000年頃にIT革命と呼ばれる時代があったことを覚えているでしょう。

IT革命とは、インターネットがもたらす様々なサービスなどに象徴されますが、Webデザイナーなどの仕事も今にして思えばこのIT革命と呼ばれる社会構造の変化があったからこそです。

そして、今後は「メタバース」と呼ばれる仮想空間が我々の生活に浸透し、現実の生活と並行して仮想空間での「自分」も作り上げられるのでしょう。

ただ面白いのは、年齢や性別、身体的な違いは仮想空間では無効化されて、それこそ時間的な壁さえも超越し、過去に生きた人や未来を生きる人とも知り合うことができるのかもしれません。

今回、「メタバース」のことをこのブログに掲載した理由として、中高年の方々を対象に、我々が生涯続けられる仕事を考える際に、現実社会に存在しない職業も誕生するかもしれないことを知って欲しいと思ったのです。

SNSが社会に欠かせないツールとなりましたが、それだって現時点では文字情報中心で、かつ現実社会を主軸にしたものです。

それがメタバースのある時代には、現実社会では無職でもメタバース上では講師やプロスポーツ選手など、様々な職業を得ているかもしれません。

まだ浅ぼり程度の情報と理解しかありませんが、何かの専門性を持っていることで、それは現実社会だけでなく、仮想空間でも活かせる時代になるでしょう。

もしかするとまだ物珍しさが先行しているのかもしれませんが、このメタバースが我々の日常生活に深く入り込んできたら、働き方も生き方も他人とのコミュニケーション方法も変化するはずです。

そして、AIによる完全な人工知能を作り出すアバターと友情が芽生えることも起こります。

恋愛感情や嫉妬心など、我々肉体を持つもの同士が思う感情さえも、実在しないアバターに感じるようになるかもしれません。

ある意味で、コロナウイルスによって変化した現代社会は、我々の生き方や働き方の多様化と、その地に縛られない自由な暮らしを生み出しました。

今後はそんな世界が近づいていると感じることも大切になるでしょう。