思えば3年前に
3年前、こみちはフリーランスという曖昧な立場で生きていました。
文章を書いたり、イラストを描いたりと、言ってみればプロフェッショナルの仕事ではあるものの、未経験者でも始めやすく、成果が出にくい職種でもあります。
特に、ネット環境下で記事を書く仕事(いわゆるWebライター)は、ひと昔前のリライトも一段落し、そこからどう自身を売り込んでいくのかを問われています。
つまり、雑誌系のライターや新聞社の記者なら、必ず取材という自身の感覚が問われ、その先にライティングがついてきました。
しかし、Webライターの場合、すでに存在している記事を下地に、似ているけどちょっと違う文章を求められます。
つまり、それだけ簡単に仕事ができる分、報酬や生き残るための成長も自身ではコントロールできないのが難点です。
イラストの場合も同様で、描きこんだ作品ばかりでは到底稼ぐことが出来ません。
そこに気がつくと、入り口こそ広いのですが、奥に行くほど厳しい競争が待っている世界でした。
つまり、それなり稼ぐことはできていて、ある意味でもう苦労などしないで好きなことだけをして生きていたいと思い始める年齢を迎えたものの、「本当にそれで大丈夫?」と心の声が聞こえたのです。
実際、ライターとして受ける仕事は、依頼内容に応じてどんなジャンルでもこなしてみるというスタンスで、そんな専門性を持たないプロのライターなど聞いたことがありません。
どこかでリライトを求められるWebライターの域を越えていないような気がしていました。
介護士になって「介護業界」をバックボーンにできないか?
当時、3つあった仕事の1つを打ち切ったところで、その代替えの仕事を探していました。
中高年ということもあり、専門性だけでなく、汎用性や年齢、経験を問わないなどの親しみやすさも含めて仕事を探していたのです。
そして、縁あって「介護スタッフ」という仕事に出会ったのですが、その前提として「実務者研修」を受講できたことが大きかったと思います。
現役介護士なら「実務者研修」という研修がどれだけ大切なものか理解しているでしょう。
特に、現場色の濃い介護の仕事は変革期を迎えていて、「現場仕事ができる」だけでは通用しなくなっています。
例えば、多くの介護施設は、介護報酬を売上にしていて、そう効率的にその報酬を得られるかに経営者は頭を悩ませます。
実際、介護の仕事は、制限が無い分だけ仕事としての内容も固定化しやすい側面があります。
その際に、介護のイロハを知っているのかが問われ、それこそ現場で指示されたことしかできないスタッフと自身で考えて対処できるスタッフを区別し始めています。
その時に「実務者研修」が役立つ、また介護福祉士という資格が一定の社会的な評価にもなっています。
特にスピードや耐久力で勝ち目がない中高年なら、資格によって評価を補うことが大切です。
そんなことを考えるようになれたのも、「介護」という専門性に出会えたからだと感じます。
もう12月も30日で、今年も残すところ「大晦日」だけですが、来年は良い年にしたいですよね。
ただ願うだけではなく、しっかりと有益な情報を探して、自身の人生をより豊かにできるように活かしていきましょう。
こみちもぼちぼちと進んでいるので、今年はもちろん、来年もどうぞよろしくお願いします。