人生いろいろ! 叔母の行き先が決まらない!?

もう両親では無理なのか?

まず、介護施設で働く介護スタッフは、他の仕事で見かける以上に経歴も仕事へのスタンスも異なる人たちが集まっています。

こみちがまだ初心者を名乗れていた頃、先輩の方針が介護業界の標準とさえ思っていました。

しかし、数年も働いていろいろな介護を知るにつれ、以前とは少し異なる見方をし始めましたし、かつて先輩の方針が唯一と思っていたことも「それも正解! でも別の方法もあるよね?」と感じます。

このブログを何度か訪れた方なら、こみちの叔母が介護施設を探す状況になっていることもご存知でしょう。

そして、働く立場とは異なり、入所先を探す家族の立場になると、施設選びの基準も全く異なります。

と言うのも、叔母の退院に合わせて入所を受け入れてくれる施設が簡単には見つからないと分かったからです。

と言うのも、例えばダブルワークをしているこみちにとって、実際に気になる施設を下見するのも週に何軒も回れるものではありません。

できるだけホームページやワムネットなどを使って、施設の方針や介護サービスに当たりをつけながら、気になる施設をピックアップしたいからです。

しかし、分かったのは気になる施設ほど、待機者数も多いということ。

つまり、いくら気に入っても順番が来なければ入所することができません。

まして叔母の健康状態を考えると、自宅で引き取ることはほぼ不可能です。

どうにか入れる施設と思って探しても、介護スタッフとして働くからこそ気になる施設の情報も相まって、思うようにはことが進みません。

そして、問題の父だけでなく、母の反応を見て、随分と歳を取ったと感じずにはいられません。

叔母の施設探しですが、もう数年後には両親の介護も現実味を帯びるでしょう。

そんなことを考えると、家全体が暗い雰囲気になってしまいます。

「もう、オレはタッチしない!!」

何かと腰の重い父親に、地域包括支援センターの担当者に連絡するように声掛けしたら、ストレスなのか切れて怒ってしまいました。

「連絡ならオレじゃなくてもいいだろう!」

父親の不安な気持ちも分からない話ではありませんが、実の兄妹の施設探しで、事を投げてしまう姿に正直落胆します。

老いたからなのか、もともとそんな人間だったのか。

実の親なので思いたくはありませんが、切羽詰まった時にこそ「その人の本性」が見てくるものです。

「お父さんがダメなら、お母さんは?」

「私は関係ないわよ! お父さんの問題でしょう!」

「オレだって関係ない!」

そう言って、両親は勝手にリビングから立ち去るのです。

そのくせ、母親は新しいオーブンレンジが欲しいみたいで、内緒で妻に相談しているようです。

叔母の入院費も分からなければ、施設入所も決まっていない状況でも、自分の気になることには積極的です。

これからどれだけこみちや両親からの持ち出しが必要になるのかも見えない状況で、両親はどこか呑気にしか見えません。

「お父さんにこれとこれを聞くように伝えて」

ある時、仕事に出る時間が迫っていて、靴を履きながら母親に伝言を頼んだものの、「お父さんはすぐに忘れてしまう」と言い出します。

「だから、メモしてよ!」

「メモしてもお父さんは覚えていないわよ」

「そうじゃなくて、お母さんが伝えることをメモして伝えてよ」

「もう年寄りだよ。何もできないよ」

そう言って、話が終わっていないのに部屋の奥へと行ってしまいます。

また靴を脱ぎ、殴り書きしたメモをダイニングテーブルに置いて出ました。

帰ってみると「電話したみたいよ」とだけ母親が教えてくれました。

「それで? 何て言ってた?」

「こちらでは施設探しはできないって」

「そんなこと、聞いてと頼んでないでしょう!?」

もう落胆するしかありません。

本当に連絡したのか、何を聞くために掛けたのかも怪しくなってしまいます。

しかも、父親自身はやり切った感がいっぱいで、メモのことなど吹っ飛んでいます。

もう一つの職場では

介護は仕事でも家庭でもメンタルを消耗します。

もう半年くらいになると思いますが、ダブルワークを始めて救われた部分はたくさんあります。

しかし、先日、仕事をしている時に職場の上司から近日中に辞職すると教えられました。

上司と言ってもこみちより年は若いはずですが、次回出社した時には退職している急な話です。

「こみちさんもいろいろ大変だろうけど頑張って!」

介護士であることも、自宅で施設探しに奔走していることも職場では話していませんが、中高年にもなればそれぞれにいろんなことがあるものです。

こみちも上司の退社理由は聞きませんでした。

ただ、水面下で調整していたにせよ。全くそんな気配は感じていなかったので、それこそ急に介護などが必要になったということもあるでしょう。

しかも40代での離職は、考えているようもずっと大変です。

上司が新しい職場でも生き生きと働いてくれることを願うしかありません。