介護職経験の活かし方

 介護職を続けるのも良いけれど…

中高年になって、介護職に転職した経験からすれば、介護の仕事を20代や30代で始めるよりも、まだ若い年代を活かして、医療系なら看護師、理学療法士、作業療法士などの資格を取得してからでも十分に思います。

言い方を変えるなら、中高年の人で1日も早く仕事を見つけたいという場合には、比較的採用されやすい介護職という選択肢もあります。

しかし、実際に仕事を経験し、さらに向上したいと思うほど、介護職の資格「介護福祉士」よりも、看護師や作業療法士などの方が働きがいを感じることができます。

ただし、資格を取得しても、40代も半ばを過ぎると看護師や作業療法士として採用されないことも考えられます。

なぜなら、40代クラスの人材は、既に現場経験が豊富な管理職で、全くの未経験から採用されるには相当のやる気や志望動機に工夫が必要です。

それだけに、中高年で介護職として働くと、3年後に介護福祉士を取り、そのまた5年後にケアマネという流れが資格上のステップアップですが、ケアマネになっても感覚的には施設内でも看護師や作業療法士の中堅クラスと同等のポジションです。

それゆえに、「こんな風に介護して行きたい!」と積極的に発言できなくはありませんが、一般的には関係者の意見を踏まえた「妥当な線」で仕事を進めるしかありません。

ある意味、介護職を続けた先に待っているイメージとは、上位資格や格上の肩書きを持った人を上手く取り持ちながら、仕事を進めていくというのが一般的なラインです。

役職付きになって約年収600万円くらい。

役職無しなら、夜勤手当を含めて400〜500万円くらいでしょうか。

介護用品の販売に関わる仕事

これは今にして思えばのことですが、かつてこみちが広告制作の仕事をしている時に、ある介護通販メーカーの総合カタログを担当したことがありました。

当時は、その商品がどのような物なのか詳しく知らなかったりして、クライアントの担当者から現物を見せてもらったり、商品紹介の記事を確認してもらうなど、大変お世話になったことを覚えています。

その際に担当者として働いていたのは、多くが元看護師や元介護士などの医療福祉系出身者です。

杖一つにしても、適切な物を使うかどうかで、その後の健康維持は大きく変化しますから、できるならしっかりと知識を持った人に見立ててもらいたいはずです。

つまり、介護用品の販売店で知識を活かすこともできれば、介護系出版社や、介護通販サイトなどもその先の就職候補になります。

介護体操の先生やレクリエーションマスターになる

介護福祉士の資格を取得すると、初任者研修の講師を目指すこともできるみたいです。

また、介護予防などの体操は高いニーズが期待できるので、その方面に才能を発揮してもいいでしょう。

さらには認知症サポーターなどの資格から、ユマニチュードなどの知識へと繋げるなどして、得意分野のある介護職を目指すのも方法です。

自宅介護で悩む人は多いはずで、それこそ介護サービスや、資産運用、住宅の改修など、さまざまな方面との融合で、さらなる魅力を目指すこともできます。

知名度によっても異なりますが、ある介護系の講師が講演会で一席を設けると、数万円とかそれ以上を受け取ることもあるそうです。