2日ぶりに出勤してみると
介護士として働いていると、例えば常勤スタッフならボーナスもありますが、夜勤や月の希望休も我慢しなければいけません。
パートスタッフの場合、施設によっては担当する業務だけをこなせばいいので、気持ち的に楽です。
こみちの数ヶ月前にパートスタッフになり、施設との距離を置いた関係にしました。
理由はいろいろあるので、明確に答えることはできませんが、例えば介護方針というのは表向きには語られない辞職理由でしょう。
一般的なサラリーマンなら、仕事で書類を作成する時に、上から作っても下から作っても、一定の基準に入っていれば大丈夫です。
しかし、介護の仕事は大半が利用者との関わりなので、スタッフ優先の手順はどうしても制限されてしまいます。
もちろん、施設のスタッフの中には利用者を強制的に操ることを「介護」と理解する人もいて、それが介護現場ではスタッフ間の歪みに繋がります。
明確ではないにしても、それが理由で職場の雰囲気やヤル気が左右されることもあります。
以前も触れましたが、手の抜きたいスタッフが一定数いて、仕事を楽しくしたいと思うスタッフとはどうにも噛み合いません。
今日、施設に行ってみて、いつも使っている「お茶っ葉」が全く無いのに補充されていませんでした。
利用者の個室のトイレの床は汚れているし、補聴器は左右逆に付けられていたりして、この二日間はどんな風に介護して来たのだろうかと思ってしまいました。
仕事ができる人できない人論争?
サラリーマン時代には感じなかったこととして、介護の仕事は多方面で平均的にこなせるスキルが求められます。
それこそ、介護現場では何か1つが「プロ」級な人よりも、いろんなことが「セミプロ」級にできる人が評価を得ます。
どちらかというとこみちみたいに、できることとできないことが混在している人は、人によって評価が異なる存在なのです。
得意な部分をみて評価してくれる人もいますが、できない部分を見て自分の方ができるとアピールする人もいます。
無意識なのかもしれませんが、分かりやすい態度で接して来ます。
でも正直な話、こみちもそこで悩んでいたりはしません。
20代の若いスタッフなら、できない部分に焦りを感じるかもしれませんが、職種や状況が変われば、評価も異なることを知っているからです。
ではどこに「違和感」を持つのかというと、いろんな理由や原因があって、スタッフは本音を語らないまま施設を離れてしまいます。
実際、ここ数ヶ月で、施設全体としてはかなりスタッフが変わったようです。
確かに、見慣れない看護師や介護士がいますが、所属が違えばいつ入ったのかも詳しくは分かりません。
施設全体として考えると、スタッフの定着が進まなければ、思うような介護ケアも果たせないでしょう。
そんな風に考えるなら、一スタッフの仕事ができるか否かはもっとずっと後の話で、スタッフがやり甲斐を持ち、毎日勤務してくれる職場作りを経営陣は課題にするべきです。
しかし、依然としてスタッフ同士で、どちらの方が仕事できるを競うところがあって、施設のサービス向上とはかけ離れた視点だけがクローズアップされてしまいます。
これでは仕事が楽しくないのも無理はありません。
介護の離職率の高さは、仕事そのものよりも、どこか職場特有の雰囲気にもありそうです。
これが常勤スタッフで、改善されずに頑張るだけになると、ふと気疲れしてしまいます。
燃え尽き症候群とも言いますが、精神的な話ではありますが、実は解決するポイントはもっと別のところにあったりします。