第34回介護福祉士国家試験対策 「生活支援技術」を勉強する パート4

第33回の試験で中に「生活支援技術」で何が問われたのでしょうか?

「生活支援技術」のカテゴリーで問われるのは、介護職員として働く時に求められる知識や技術です。

実際に2020年の試験で問われた内容を確認してみましょう。

介護福祉士試験で問われるのは、全125問です。

その上で、この「生活支援技術」のカテゴリーでは26問が出題されています。

通常、合格ラインが75問以上の正解とされるので、その内の26問という配分がどれだけ重みあるか理解できるでしょう。

では一問ずつ再確認します。

問35 古い家に住む高齢者のヒートショック防止策を問う。

「ヒートショック」言葉の意味を知っていれば、ほぼ100%正解できる問題でした。

問36 高齢者にとって安全で使いやすい扉の工夫を問う

素直に考えると正解できるでしょう。

しかし、深読みすると、別の選択肢もあり得ると思うかもしれません。

必ず全ての選択肢に目を通すことが大切です。

問37 下肢筋力の低下した高齢者の靴選びのポイント

つまずく原因となるのは、足の運びと指先を上に外らせること。

そう考えると、重い靴や硬い靴、指を動かせない靴も、つまずきやすくなるはずです。

消去法で選ぶことができます。

問38 口腔ケアに関する出題

後屈さした姿勢は、そのまま液体が体内へと流れ込むのでNG。

クラスプ部分は汚れやすいのでしっかりと洗浄する。

これも、現役介護士なら、正解できたのではないでしょうか。

問39 口腔内が乾燥している人へのアドバイス

最も適切という意味で、唾液腺マッサージが有効だと気づくでしょう。

問40 体位変換のポイント確認

これもサービス問題です。

問41 車イスでの移動

テキストなどで車イスの扱い方を再確認しておけば、答えられる問題です。

問42 第6胸髄節の損傷で起こる障がいの度合い

これは知らないと確実に正解できない問題です。

ただ、イメージとして首を損傷すると生命や四肢のすべてが使えないこともあり、それが胸、腰と下がるにつれて損傷も部分的になります。

頸椎でも、胸椎に近いと麻痺は残るが筋力低下は避けられる。その意味では、胸椎の損傷では苦労はあるが手足が使えない状況ではないのだろう。

その知識元に、正解である5を選択できたかどうか。

この部分は試験前にもう少し掘り下げておくとより確率を上げられそうだ。

問43 飲み込みにくさの改善方法

原因が加齢による機能低下という設定なので、これが咀嚼力の低下なら刻み食材の提供も考えられる。

しかし、飲み込みと咀嚼は別の機能で、その意味では嚥下体操を行い、飲み込みの筋力を維持向上させる取り組みが求められる。

問44 慢性閉塞性肺疾患のある利用者に対する食事

慢性とは、急速に良くも悪くもならない状態。

閉塞性とは詰まっているということ。

呼吸によって新鮮な空気を取り込む「肺」がそのような状態になれば、息苦しいことは想像できます。

少なくとも、呼吸などに関わる記述が正解なので、食事量の調整や回数に見直しが必要だと気づくでしょう。

問45 入浴時の身体への作用

浮力による効果として、通常よりも弱い力で動かせるはずです。

静水圧作用によって、肌表面に通常よりも圧力が掛かっています。

それらの前提知識を踏まえると、関節の運動に適していると気づくでしょう。

問46 四肢麻痺の利用者の手浴

最初、手浴と入浴を読み違えてしまい、仰臥位ではいけない理由に戸惑いました。

手浴と気づいて、逆に仰臥位でなければいけない理由を考えた時に、正解に辿りつけました。

問47 清潔保持について

人工透析を行うと、ヘモグロビンの増加などで色素沈着が起こり、肌が黒くなってしまうことや、かゆみに悩まされることもあるそうです。

皮膚表面の汗腺等が収縮し、十分な脂分を供給できないことで乾燥肌になりやすいとか。

問48 問題文に対する答えを見つける

問題文を読めば、正解できるでしょう。

問49 自己導尿を行う利用者への対応

状況をイメージすると、正解できました。

自己導尿とは、自力で排尿できない時の対策で、使用するカテーテルを清潔にしなければ感染症を誘発すると思われます。

つまり、滅菌されない水道水で洗うというのは危険ですし、尿の観察や導尿中の見守りも最適とは言えない選択肢でしょう。

問50 下肢筋力低下でも立位保持がトイレで排せつする時の介助

動作をイメージすると、迷うことなく正解を選べるでしょう。

問51 洗濯記号の意味

まず、前提として洗濯記号は「限界」を表記しています。

つまり、「以上」という記載よりも、「まで」という意味で使われるので、4または5が正解と予測できます。

さらに、洗濯機の場合、標準又は弱いが一般的で、それよりも優しい洗いでは「手洗い」を使っています。

問52 衣類についたバターのシミ取り

油分の塊であるバターなので、水や乾燥させる、冷やすなどでは解決できません。

歯磨き粉という選択肢は、どうだろうと思いましたが、洗剤を染み込ませて、布を被せて叩くことでバターそのものを移しとることができるはずです。

問53 食中毒予防

正解以外の選択肢が間違いと分かるものばかりなので、正解できたでしょう。

問54 喘息のある利用者宅の掃除

喘息のある利用者なので、「埃」が立たないように注意しなければいけません。

その意識で各選択肢を見比べれば、正解できたでしょう。

問55 ベッドと床敷き布団の違い

正解できる問題です。

問56 睡眠環境を整える問題

正解できる問題です。

問57 問題文に答える問題

これも状況をイメージすると、正解できるでしょう。

問58 問題文に答える問題

これも状況から正解に辿りつけるでしょう。

問59 死期が迫っている時のケア

前提として回復の見込みがないとされるので、苦痛の緩和が優先されます。

これも正解できる問題でしょう。

問60 デスカンファレンスの目的

デスカンファレンスの目的は、ターミナルケアを行ったスタッフ間の精神ケアです。

つまり、責任を追求したり、ミスを責め合う場ではありません。

また、自身の気持ちを隠すべきでもないことを踏まえれば、正解できる問題でしょう。

まとめ

「生活支援技術」で扱われる範囲はとても広く感じます。

ただ、昨年の33回の出題内容では、基本的な問題も多く、6割を超える正解が可能に思えます。

また、こみちの場合、人工透析の問題で不正解だったものの、それ以外では正解できていたので、基本という部分で一度学習を終えて、次のカテゴリーに入りたいと思っています。